話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」をひと足お先に使ってみた! vol.111

「高価なハイエンドスマホを買わなくとも、これで十分なのでは……」なんて思ってしまいました。Googleの新しいスマホ「Pixel 4a」。去年発売された「Pixel 4」の主な機能をギュッと詰め込みながら、お手頃価格にまとめた、弟妹のような位置付けの一台。Googleさんからお借りして、愛用中の「Pixel 4」の代わりに少しの間、持ち歩いてみています。

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_1


まずびっくりしたのは、その軽さ。143gということで、私が持っている「iPhone11 Pro」(188g)やPixel 4(162g)と数十グラムしか変わらないはずなのですが、軽すぎて落としてしまいそうに感じるくらい。薄手素材のスカートやワンピースのポケットに入れても、ポケットが重しのようにダラっとならない感じ(笑)。

でも、画面サイズはほぼ変わらず! 左から、iPhone 11 Pro、Pixel 4a、Pixel 4です。

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_2


フロントカメラやセンサー類を搭載するための画面上部のノッチや太いベゼルがなく、すっきりしたデザインなのも◎。

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_3


ロック解除は指紋認証を採用。外出時はマスク必須なご時世に嬉しい仕様です。こんな状況になるまでは顔認証が正義だと思ってましたけど……。

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_4


これまでもカメラに定評があったPixelシリーズですが、Pixel 4aのカメラレンズはひとつのみ。最近流行っている2眼、3眼のカメラが搭載されているわけではないのですが、暗い場所も鮮明に、星空まで撮れちゃう夜景モードや、7倍まで拡大できる超解像ズーム、背景ボケした写真が撮れるポートレートモードなどといった、上位モデルのPixel 4とほぼ同じ機能を備えています。これもGoogleのAI技術のおかげ。こんな都会の景色も……

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_5


7倍の超解像ズームを使えば、全く違う景色に。

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_6


ポートレートモードは人だけでなく、物の背景もきれいにボカしてくれます。

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_7


本当は星空の写真を撮りたかったのですが、東京では星空を眺められる場所がないので(涙)、Googleさんからお借りした写真を。

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こちらは友人でもある写真家の別所隆弘さんが夜景モードで撮影した一枚。こんな写真がスマホ一台で撮れちゃうだなんて、本当に驚きです。Pixel 4に比べ、撮影後の自動画像処理に少し時間がかかる感じはしますが、写真の仕上がりは確かにPixel 4に負けず劣らず!

また、FeliCaに対応しているので、おサイフケータイやモバイルSuicaも使えます。これが42,900円(税込)、私が所持している2つのスマホの半額以下で買えちゃうという。あえて、ネガティブポイントをあげるとしたら、個人的には、カラーバリエーションが1色(黒)のみという点くらい……。

話題の高コスパスマホ「Pixel 4a」の画像_9


必要な機能が網羅された高コスパスマホ、Pixel 4a。現在予約受付中で、発売は8月20日です。買い替え候補に加えてみては。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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