最近のお気に入り、Google Pixel 6 Proの魅力とは? vol.145

Googleの最新スマホ「Google Pixel 6」シリーズ。10月末に「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」の2機種が同時発売されたのですが、個人的にPixel 6 Proがかなりお気に入りになっていまして、昨今iPhoneよりも手に持っている機会が多い気がしています。

最近のお気に入り、Google Pixeの画像_1


Pixel 6 Proは3色展開で、わたしが使っているのは「Cloudy White」。ルックスは賛否両論あるようですが、ミルクのような優しいホワイトの筐体に光沢のあるシルバーのアルミニウムが効いてます。これまでのPixelシリーズはポップな印象がありましたが、このPixel 6 Proはジュエリーや腕時計などを参考にデザインされたということで、質感も良く、その点も気に入っています。

左からPixel 5、Pixel 6、Pixel 6 Pro、iPhone 13 Proを並べてみました。この中でもダントツ大きいPixel 6 Pro、初めて触った時の第一印象はもちろん「デカっ!」でした(笑)。サイズに関してはもうひと回り小さくても良かったのでは……と思っていますが、iPhone 13 Proは203g、Pixel 6 Proは210gとサイズのわりにはiPhone 13 Proとさほど変わらず、実際持ってみると、逆にiPhone 13 Proの方が重たく感じるのが不思議なところ。

最近のお気に入り、Google Pixeの画像_2


そして、Pixel 6 Proの特徴でもある曲面のディスプレイ。当初はどうなんだろうなあと思っていた部分でもあるのですが、この曲面が手に持った時のホールド感を増してくれている感じがあります。

最近のお気に入り、Google Pixeの画像_3


ちなみにProとProではないPixel 6の差は、カメラの個数(3つと2つ)、ディスプレイの大きさと性能、5G通信の対応周波数帯の違い、などがあるのですが、後述する望遠カメラを特に重要視しないようであれば、見た目の好みで選んでしまって良いのではないかと思います。Pixel 6はPixel 6 Proでアルミニウムが使われている部分がマットなブラックになるので、これまでのPixelシリーズのようなポップな印象です。

最近のお気に入り、Google Pixeの画像_4


そして、Pixelシリーズでは以前より定評のあるカメラ。どうしてもiPhoneシリーズと比べてしまうのですが、最近のiPhoneシリーズは少し絵作りが派手だなあと思うことが多く、iPhoneで写真を撮る時は、以前この連載でもご紹介した「Apple ProRAW」という画像形式で撮ってAdobe Photoshop Lightroomで現像をして……という使い方をしていたのですが、Pixel 6 Proのカメラは加工をしなくても、やりすぎ感がないのが良い感じ。なおかつ望遠カメラが優秀で、ズームを多用しても画像が荒れないのが嬉しいところ。わたしはよく望遠カメラを使うのですが、同じような方にはぜひ一度Pixel 6 Proを試してみてほしい。下写真は全てPixel 6 Proの望遠カメラで撮影しています。

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こんなにズームすることは滅多にないとは思いますが、 最高20倍のデジタルズームも十分使えるクオリティ。遠くに飛んでいる鳶さんを必死で追いかけてみたり……遠くのマンションに反射する夕陽の光と影も荒れることなくしっかり写してくれます。

最近のお気に入り、Google Pixeの画像_6


また、「消しゴムマジック」の機能では、写真に写り込んだ人物を自動で判別して、簡単に消すことが可能。まだ少し精度が甘い部分はありますが、外で写真を撮る時にはプライバシーにも配慮したい昨今、今後のアップデートでさらに活躍してくれそうな機能の一つです。

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自動翻訳や優秀な音声文字起こし機能など、他にも色々推したい機能はあるのですが、今回はこのあたりで。ちなみに、動画に関してはやはりiPhone 13 Proの方がキレイに撮れるので、わたしは動画はiPhone、写真はPixel 6 Proのような使い分けをしています。



また、サブスマホとしての回線はauのサブブランド・povoを契約中。月額の基本使用料が無料で、必要な分だけデータ容量を“トッピング”する形なので、サブ機にぴったり。とはいえ、自分にとってはiPhoneとPixel 6 Pro、どちらがサブなのか分からなくなってきた感じもある今日この頃です(笑)。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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