TikTokやインスタのリールにも!? Insta360で360度動画をお試し! vol.155

先日、春スキーをしにニセコに行ってきました。いつでもどこでもカメラを持っていきたい私なのですが、さすがにカメラをぶら下げてスキーをするのは危ないので、スキー場では主にアクションカメラの「GoPro」シリーズやコンパクトな動画向けカメラ「DJI POCKET 2」を使ってきたのですが、今回は友人が使っているのを見かけて気になっていた360度カメラの「Insta360 ONE X2」を家電レンタルサービスの「Rentio」で借りていきました。

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360度カメラに関しては、数年前に同メーカーの旧製品を使ってみて、「面白いけど、360度動画はVR空間くらいでしか活用する機会なさそうだなあ」という印象のままでいたんです。が、性能の進化で、360度動画をそのまま観るだけでなく、別の楽しみ方ができるようになっていて、これがまた面白いのです〜。

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カメラやスマホで写真/動画を撮る時って、カメラのフレームの中の景色や被写体を切り取っていくような感覚で撮りますよね。「もう少し広く撮っておけば良かった」「絵変わりのしない写真/動画ばかり撮ってしまった」なんてことが私にもよくあります。

が、とりあえず360度カメラで周囲をぐるりと撮影しておけば、どんな大きさのフレームでどの場所を切り取るかを撮影後に決めることができるんです。例えば、こんな感じでスキーをしながら片手でInsta360を持って撮影した360度動画を……

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こんな感じで、いろんな画角で切り取って使うことができるんです。

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例えば、友人と向き合ってカフェで話してるようなシーンを動画で撮ろうとした時、自分と友人を交互に映したい場合、喋りながらカメラを動かすか、2台のカメラを使って撮影しなければなりません。が、Insta360のような360度カメラを2人の前に置いて撮っておくだけで、撮影後の編集で「自分が喋ってるシーン」「友人が喋ってるシーン」を1本の動画から書き出すことができる、ということ。

しかも、Insta360純正の自撮り棒を使って撮れば、自撮り棒が自動で“消えちゃう"んです。長さは120cmまで伸びます。ちなみに3mの“超長い”自撮り棒もアリ(笑)。

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これを使うと撮り方によってはドローンで追いかけて撮影したようなショットを撮ることもできちゃう。噂には聞いていましたが、改めて使ってみると「なんだこれ、すごすぎる!」と感動(笑)。しかも、編集もスマホからできちゃいます。

専用スマホアプリには「景色がグルグル回りまくる動画」とか「空を飛んでるようにしか見えない動画」とか「部屋の中に自分が複数人いるみたいに見える動画」など、ユニークな動画のチュートリアルがたくさん。一見「いやいや、こんなのテクニックがないと無理でしょ……!」と思ってしまうんですが、ガイドの通りに撮影するだけで、編集はアプリが自動でやってくれます。目を引く面白い動画が作れるので、TikTokやインスタのリールなどでも活躍してくれそう〜。

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また、より細かい編集や書き出しの設定をしたい場合は、Mac/Windows PC向けの専用ソフトウェア「Insta360 Studio」を使うこともできます。無料です!

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ニセコのスキーで使ったのは、Insta360 ONE X2という携帯性と機動性に優れた機種だったのですが、最近発売された「Insta360 ONE RS」という機種は本体の構造もユニーク。レンズ部分やバッテリーなどが必要に応じて交換できるモジュール構造になっていて、360度カメラとしてだけではなく、4Kブーストレンズを使えば、高画質なアクションカメラとして使うこともできるんです。

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しかも、このままで5m防水の機能も。今年は海の中で360度動画を撮っても面白そうだなぁー、なんて思っている今日このごろです。Insta360で撮影したスキーの動画はYouTubeで公開しているので、よろしければこちらもぜひ観てみてくださいね。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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