11月14日(金)から限定発売されている、AppleとISSEY MIYAKEのコラボレーションによる「iPhone Pocket」。最近は斜め掛けのスマホショルダーを見かけることが増えましたが、これはiPhoneを持つのではなく、“まとう”という発想から生まれたプロダクト。ニットでつくられた柔らかな“ポケット”は、腰、肩、バッグのハンドル……どこにつけても不思議と調和し、服と身体の関係をどうデザインするかというISSEY MIYAKEらしいアプローチが、そのままかたちになっているように感じました。
11月14日(金)から限定発売されている、AppleとISSEY MIYAKEのコラボレーションによる「iPhone Pocket」。最近は斜め掛けのスマホショルダーを見かけることが増えましたが、これはiPhoneを持つのではなく、“まとう”という発想から生まれたプロダクト。ニットでつくられた柔らかな“ポケット”は、腰、肩、バッグのハンドル……どこにつけても不思議と調和し、服と身体の関係をどうデザインするかというISSEY MIYAKEらしいアプローチが、そのままかたちになっているように感じました。
ニットで包む、という思想
ISSEY MIYAKEが長年追求してきた「一枚の布」というコンセプトを、Appleとの対話の中で現代的に翻訳したのがこのiPhone Pocket。ブランドならではのオリジナル3Dニット構造は、プリーツの服が持つ機能性をニットに置き換えたような発想で、厚みがありつつも柔らかく、iPhoneをやさしく包み込んでくれます。複雑で立体的な編み目は、触れた瞬間に“ISSEY MIYAKEらしさ”を感じる質感です。
iPhone以外のものも、もちろん入ります
伸縮性の高いニットなので、iPhoneはもちろん、他のスマホや小物類もすっと収まります。鍵とスマホだけで出かけたい日に“ミニバッグ”として使うのも良さそう。カメラを持ち歩くことの多い私としては、コンパクトなカメラや小さめのレンズケースとしても良さそうだなと感じました。
ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。






