【iPhone Pocket】iPhoneを“まとう”という新体験 vol.215

11月14日(金)から限定発売されている、AppleとISSEY MIYAKEのコラボレーションによる「iPhone Pocket」。最近は斜め掛けのスマホショルダーを見かけることが増えましたが、これはiPhoneを持つのではなく、“まとう”という発想から生まれたプロダクト。ニットでつくられた柔らかな“ポケット”は、腰、肩、バッグのハンドル……どこにつけても不思議と調和し、服と身体の関係をどうデザインするかというISSEY MIYAKEらしいアプローチが、そのままかたちになっているように感じました。

11月14日(金)から限定発売されている、AppleとISSEY MIYAKEのコラボレーションによる「iPhone Pocket」。最近は斜め掛けのスマホショルダーを見かけることが増えましたが、これはiPhoneを持つのではなく、“まとう”という発想から生まれたプロダクト。ニットでつくられた柔らかな“ポケット”は、腰、肩、バッグのハンドル……どこにつけても不思議と調和し、服と身体の関係をどうデザインするかというISSEY MIYAKEらしいアプローチが、そのままかたちになっているように感じました。

iPhone Pocketをバッグに取り付けたところ

ニットで包む、という思想

ISSEY MIYAKEが長年追求してきた「一枚の布」というコンセプトを、Appleとの対話の中で現代的に翻訳したのがこのiPhone Pocket。ブランドならではのオリジナル3Dニット構造は、プリーツの服が持つ機能性をニットに置き換えたような発想で、厚みがありつつも柔らかく、iPhoneをやさしく包み込んでくれます。複雑で立体的な編み目は、触れた瞬間に“ISSEY MIYAKEらしさ”を感じる質感です。

iPhone PocketにiPhoneを入れたところ

先日のローンチイベントでは、スタイリストのコギソマナさんによるスタイリングセッションも。バッグに複数つけて遊んだり、斜めがけしたiPhone Pocketを服に絡めてアクセントにしたり、袖を留めるアクセサリーのように使ったり。「そんな使い方もあるのか!」とワクワクしましたが、中でも、コギソさんがしていた、長いストラップのサファイアカラーをジャケットの上からベルトのように巻いたスタイルがすごく素敵で、思わず真似したくなりました。

iPhone Pocketの発表会での様子 スタイリスト・コギソマナさんによるスタイリングセッション

コギソさんのスタイリングがかわいい!

ストラップの短いタイプは8色、長いタイプは3色展開。ISSEY MIYAKEらしいプレイフルなカラーリングは、スタイリングのアクセントになりそうです。

iPhone Pocket by ISSEY MIYAKE - ショート

こちらは短いストラップのタイプ

iPhone Pocket by ISSEY MIYAKE - ロング

長いストラップのタイプは斜めがけができます

iPhone以外のものも、もちろん入ります

伸縮性の高いニットなので、iPhoneはもちろん、他のスマホや小物類もすっと収まります。鍵とスマホだけで出かけたい日に“ミニバッグ”として使うのも良さそう。カメラを持ち歩くことの多い私としては、コンパクトなカメラや小さめのレンズケースとしても良さそうだなと感じました。

iPhone Pocketにカメラを入れたところ

コンパクトな製品であればカメラも入ります

価格は短いタイプが¥25,800、長いタイプが¥39,800。ちょうどホリデーシーズンに向けて気分が高まる時期。ファッションやApple製品が好きな方へのギフトとしても、自分へのご褒美としてもぴったりです。

iPhone Pocketのパッケージ

パッケージも素敵でギフトにもぴったり

iPhoneを“まとう”という新しい体験、ぜひ試してみてください。

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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