東京・外苑前のフラワーショップ、VOICEでは、2023年3月17日(金)〜19日(日)、セラミックブランドのエフェリスとアークオブジェクツの展示販売会「éphēlis × ARC Objects Exhibition curated by moor gallery」を開催する。会場には今回のために制作した一点ものの作品が100点以上並ぶ予定だ。
東京・外苑前のフラワーショップ、VOICEでは、セラミックブランドのオンラインギャラリーなどを運営するムーアギャラリーのキュレーションによる、エフェリスとアークオブジェクツの展示販売会「éphēlis × ARC Objects Exhibition curated by moor gallery
」を開催する。両ブランドとも、今回の展示販売会に合わせて制作した一点ものの作品を出展するというから楽しみだ。
エフェリスは滑らかな曲線が生み出す造形美と機能性が特徴の、香港のセラミックブランド。デザイナーのクウィーニー・チャンはパリでディオールのクチュールデザイナーとして勤務した後、香港に戻りセラミックブランドを立ち上げた人物。かつてコンプレックスと感じていたそばかすを友人たちに褒められた体験から、「固定観念化した美の基準に疑問を投げかける」ことをコンセプトに掲げた彼女は、古代ギリシア語で「そばかす」を意味する「éphēlis」をブランド名としたのだという。
今回発表する「LISTENING TO STONE」は、ひとつひとつ異なるテクニックで制作した石のコレクション。会期中は常にデザイナーが在廊、事前予約した10名限定で、希望を聞きながらその場でデッサン、作品を提案するという贅沢なプレオーダー企画も用意されているので、興味のある人は早めに予約を。
一方のアークオブジェクツは、スペイン・マヨルカ島とNYにアトリエを構え、身に着けられるアートとしてのセラミックジュエリーやコンセプチュアルなオブジェを制作するダニエラ・ジェイコブスのブランド。自然界で見つけた色、テクスチャー、形、音などをインスピレーション源とし、自身が生まれ育った美しいマヨルカ島の環境保全のための活動も行っている。
今回はセラミックジュエリーを中心に、花器やプレートも展示販売する。ピアスイヤリングは今回のイベントから片耳での購入も可能になったため、左右別々のデザインをセレクトしてアシンメトリーに着用することもできる。
VOICEの心地よい空間の中で、美しい花々とともに気鋭のデザイナーたちによるセラミック作品の魅力に触れられる、またとない機会。3日間の会期中は予約なしで誰でも訪れることができるので、ぜひ訪れてみて。
「éphēlis × ARC Objects Exhibition curated by moor gallery
」
会期:2023年3月17日(金)〜19日(日)
会場:VOICE(東京都渋谷区神宮前3-7-11 JINGUMAE HOUSE 1F)
時間:3月17日(金) 13:00〜19:00、18日(土) 11:00〜19:00、19日(日) 11:00〜17:00
03-6883-4227
https://www.instagram.com/moor__gallery