成田国際空港とオークランド国際空港を結ぶ、唯一の直行便を運航するニュージーランド航空。ハイシーズンの2023年11月30日から2024年3月31日までは週3便の増便も決定。利便性に富んだエアを選ぶことが、スムーズな旅の必須条件だ。
2023年SPUR9月号の「ニュージーランドへ、地球を楽しむ旅に出る!」では、今行ってみたい国の一つとして人気が高まっているニュージーランドの魅力をピックアップ。そして、この国へのアクセスとしておすすめなのが日本から唯一の直行便を運航し、国内線も充実しているニュージーランド航空。利便性だけでなくサステイナビリティや多様性を考慮した独自の取り組みも見逃せない。成田で搭乗した瞬間からフレンドリーなサービスとともに目的地の風土や文化を感じられるニュージーランド航空で、魅惑の旅をスタートしよう。
夕方成田発、翌朝オークランド着で無駄なく動ける
デイリー運航のフライトは18時半成田発、翌朝8時オークランド着(~9月22日まで。サマータイムの影響などで時期により到着時間に1時間ほどのずれがある)。搭乗時間がちょうど夜間帯と重なるので、体を休ませることができ、移動時間のロスがないスケジュールが取れるのも魅力。機内ではこだわりの食事と、フルボトルでサーブされるニュージーランド産ワインなどが楽しめる。日本との時差は3時間(サマータイム適応時は4時間)なので、時差ボケの影響が少ないのもポイント。到着日から旅を満喫できるのもうれしい。
さらに、南半球の夏季に向けて2023年11月30日から2024年3月31日まで週3で増便を決定。14時半成田発、翌朝5時05分オークランド着(毎週水・金・日曜)だから、国内線でオークランド以外の都市へ乗り継ぐ際にも時間に余裕のあるスケジュールに。
サステイナビリティに配慮した機内サービス
ニュージーランドの積極的な環境保全の取り組みに呼応するように、ニュージーランド航空では使い捨てプラスティックゴミ削減の取り組みが積極的に行われている。プレミアム・エコノミー以上で提供されるアメニティキット(写真上)は、自然素材でできた歯ブラシを採用。ボールペンのボディやアメニティキットのケースにも再生紙を使用している。エコノミークラスで提供される機内食の皿やカトラリーも、自然由来の素材が採用されているのでぜひ注目を。
また、2023年5月からはエシカルライフスタイルブランド「AOTEA」が発売する、先住民マオリの伝統的なハーブを採用したスキンケアクリームとハンドクリームをアメニティキットに新たにセット。ブランド創業の地であるグレートバリア島の雇用創生や教育支援にも取り組んでいる「AOTEA」とのコラボレーションで、循環型経済の推進の一環も担う。
マオリ神話をテーマにしたセーフティビデオもユニーク!
最近は、各航空会社ごとに様々な趣向を凝らしたユニークな映像が多く登場し、空の旅のちょっとした楽しみの一つにもなっているセーフティビデオ。ニュージーランド航空は、2009年から国内外で度々話題となるビデオ制作を行うことで知られる。最新作は、マオリの神話をテーマにした物語仕立てになっていて、思わず映像に引き込まれてしまう。さらにニュージーランドのダイナミックな自然の魅力あふれる映像美も必見。人、大地、そしてそこに根付く文化を大切にする姿勢はここにも。