2023年11月24日（金）開業の麻布台ヒルズの森JPタワー33階の「ヒルズハウス 麻布台」に、フランス料理界の巨匠、三國清三のプロデュースによるグランビストロ「Dining 33」がオープンする。三國ならではの「ジャポニゼ」の世界観が生きた、新しい“モダン東京”を表現した料理が、東京の絶景とともに楽しめる。
2023年11月24日（金）に開業する麻布台ヒルズに、グランビストロ「Dining 33」が誕生。フランス料理界の巨匠、三國清三がプロデュースする店舗では、フランス料理の骨格に和の思想を取り入れた、新しい“モダン東京”を表現した料理が楽しめる。
「Dining 33」は、森JPタワー33・34階の会員制ウェルビーイング施設「ヒルズハウス 麻布台」内にオープン。ヒルズハウスの会員でなくとも利用できる。麻布台ヒルズの数あるレストランの中でも最上階に位置するこの店は、眼前に東京タワーが、その背後に東京湾が見え、東京らしさにどっぷり浸れるのも魅力。テーブル170席、個室4室28席のほとんどで絶景が楽しめるので、海外からのゲストなどをもてなす場としてもぴったりだ。
フランス料理の真髄に日本の風土を反映した「ジャポニゼ」の世界観が生きた料理は、今の東京の気分も見事に表現したもの。素材選びには特にこだわっているといい、なかでも「江戸東京野菜」や江戸前の魚をはじめとした東京の厳選食材がメニューに生かされているのは特筆すべき点といえそうだ。また、魚料理や肉料理では大皿料理をシェアするというスタイルが取られているが、これは三國シェフの長いキャリアの中でも初の挑戦だという。
ディナーに登場するアミューズは、毎日変わるお楽しみ。そもそも、アミューズをフランスから日本に持ち込んだのは三國シェフなのだそうだ。前菜の「グリーンアスパラのショーフロア」は、テーブルの上に花が咲いたような華やかさ。「トリュフのパイ包み焼きスープ仕立て」は、中のスープに京都丹波黒鶏のコンフィや銀杏、れんこんや白ネギなどを入れた、和の風情を感じさせるもの。「平目の塩昆布焼き」は、塩昆布の旨味がしっかり移った平目とベルギー産ポワローのエテュベの甘さの相性が抜群。メインは「うずらのフォアグラ詰め」。柚子ソースが爽やかなので、軽やかにいただけるのも嬉しいところ。デセールは「紅玉のコンポート・抹茶のアイス・モンブラン」。そして、最後に小菓子として出されるのが、亀甲萬醤油の木樽仕込みの最高級醤油を使った「御用蔵醤油のマカロン」。全体を通じて随所に日本らしさが光る演出は、さすが三國シェフといったところだ。
ランチは¥6,000〜、ディナーは¥11,000〜とカジュアルな価格設定も魅力だが、真っ白な器に盛られたその料理は目にも華やか。また、ランチタイムには三國シェフによる「美しく おいしく こころと身体に優しい料理」がワンプレートで楽しめる、¥3,000の「メニュー・マンスール」もあり、さまざまなシーンで活用できそうだ。
なお、併設される「Dining 33 Pâtisserie à la maison」のスイーツは、長年四谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」で三國シェフを支えてきたシェフパティシエが担当。華やかな生菓子のほか、ギフトやおもたせにも相応しい焼菓子も用意されているので、パティスリーだけでの利用もおすすめだ。
Dining 33
住所：東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー33階
営業時間：ランチ 11:00〜15:00（L.O. 14:00）／ディナー 18:00〜23:00（L.O. 22:00）
電話番号：03-4232-5801
https://dining33-hillshouse.jp/
