麻布台ヒルズ タワープラザ 3Fにオープンしたザ・コンランショップ 東京店。レストランを含めると約1,300㎡もある広大な店内に、家具やインテリア小物からアパレル、植物、アートまで幅広くラインナップ。「ウグイス」「オルガン」の紺野真シェフが手がける、日本のザ・コンランショップとしては初のレストラン「Orby」も話題だ。
麻布台ヒルズにオープンした数々の店舗の中でもひときわ存在感を発揮する、約1,300㎡のゆったりとした店舗。ザ・コンランショップの日本での7つめのショップ「ザ・コンランショップ 東京店」は、「究極の普通」にこそ、ラグジュアリーの新しい価値があることを示している。
家具やインテリア小物は、ザ・コンランショップが近年力を入れている、本国イギリスのデザイナーたちによるオリジナル家具はもちろんのこと、日本のザ・コンランショップと優れた家具工房のコラボレーションによる家具など、多彩なブランドのアイテムが。ザ・コンランショップのみで販売されるものや、日本初上陸のものなどもあるので、じっくりチェックしたい。
ヴィンテージを扱うのも特徴のひとつで、オープン時にはミッドセンチュリーのフレンチヴィンテージ家具を扱う、鎌倉とパリを拠点とするギャラリー「ギャルリ・ワン」が期間限定展開。1950〜60年代のフランスを代表するデザイナーたちのヴィンテージが店頭に並んでいるので要チェックだ。また、インテリアには欠かせないグリーン関連のコーナーもあり、日本の園芸道具やオリジナルの園芸はさみケースなどを扱うイギリスのブランド「Niwaki」のアイテムや、京都の観葉植物専門店「cotoha」セレクトによるグリーンを展開している。
明治41年創業の料理道具屋「釜浅商店」の常設コーナーが誕生したのにも注目。釜浅商店オリジナルの鉄打出しフライパン、セイロ、雪平鍋など、プロも絶賛する人気商品がずらりと並んでいる。先日発売になったばかりのオリジナル洋包丁シリーズ「amane」もすべてラインナップ。週末には合羽橋本店のスタッフが包丁の名入れサービスも行ったりもしているので、是非名前やメッセージを刻んでもらって。ギフトにもぴったりだ。
アパレルも充実しており、韓国「MONOHA」のアパレルラインを日本で初紹介しているほか、Graphpaperによる、ザ・コンランショップだけで展開するアイテムも登場。ベーシックなものながら素材のよさや着心地のよさ、作り手のこだわりなどが伝わるものが選ばれている。
さて、今回大きな話題となっているのが、日本のザ・コンランショップとしては初めてとなるレストラン「Orby」のオープン。三軒茶屋「uguisu」、西荻窪「organ」の紺野真シェフがヘッドシェフを務めるモダン・クラフト・ダイニングで、モダンフレンチにイギリスの要素を加えたメニューが特徴だ。シグネチャー・メニューはイギリス料理の代表格「ビーフ・ウェリントン」を鹿肉でアレンジした「ヴェニソン・ウェリントン」。他にもバー限定メニューとして「ウェルシュ・レアビット」や「フィッシュ&チップス」といったイギリスらしさ満点の料理が提供されるのも楽しい。
ちなみに店名は、ザ・コンランショップの創業者で2020年に亡くなったテレンス・コンラン卿のミドルネームに由来。紺野シェフの店らしく、ナチュラルワインの充実ぶりも嬉しいところだ。温かな雰囲気のインテリアの中で、ゆったりとした気分でランチ(¥4,400/税込)やディナー(¥11,000/税込・サービス料別)を満喫するもよし、カウンターでカジュアルにバーメニューを楽しむもよし。自由に使い倒してみたい。※価格は変更の場合あり
ザ・コンランショップ 東京店
住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ タワープラザ 3F
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休(施設の休業日に準ずる)
Orby
営業時間:ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:00)、ディナー&バー 17:00〜23:00(フード L.O.21:00、ドリンク L.O.22:00)
定休日:不定休(施設の休業日に準ずる)
https://www.conranshop.jp/