東京・銀座のARMANI / RISTORANTE(アルマーニ / リストランテ)は、2024年4月18日(木)・19日(金)、石川県金沢市のスペイン料理店、respiración(レスピラシオン)の梅 達郎と八木恵介をゲストシェフに迎えた能登半島地震チャリティーディナーを開催する。数年前に出会い、意気投合したシェフたちによる特別なコラボレーションに期待!
イタリアの伝統をベースに革新的な料理を提供する東京・銀座のARMANI / RISTORANTE(アルマーニ / リストランテ)では、石川県金沢市のスペイン料理店、respiración(レスピラシオン)の梅 達郎と八木恵介をゲストシェフに迎えての能登半島地震 チャリティーディナーを、2024年4月18日(木)と19日(金)の2夜限定で開催する。
レスピラシオンは金沢出身の梅が、幼馴染みでもある八木恵介、北川悠介とともに2017年にオープン。“金澤スパニッシュ”をテーマに、土地の持つ魅力を彼らのフィルターを通して表現してきた。 コロナ禍には能登や輪島、金沢など近隣エリアのシェフたちと共に“100年後のNOTOの食文化を創造する”を目的とする一般社団法人NOTOFUE(ノトフュー)を発足させ、今回の震災でも炊き出しなどの支援活動を行っている。
カルミネシェフと梅シェフは2月、被災状況が厳しい中でも前向きに食材を育てる生産者のもとを訪れた。能登半島から大橋でつながる能登島の「NOTO 高農園」では、断水が続き野菜一つ洗うことも困難な中、長年かけて育ててきた赤土の農園を案内してもらった。
中能登町では年間約300種のハーブやエディブルフラワーを育てる「あんがとう農園」を訪れ、美しく味の濃いハーブの味わいに料理への構想を膨らませたそうだ。
イタリア料理とスペイン料理の違いはあるが、どちらも“厳選した食材ありき”という点で共通する両シェフは、チャリティーだからと妥協せず、質が高く豊かな能登の食材をふんだんに使った料理を展開する予定。カルミネシェフは「大変な中でも前向きで、そして大切に食材を育てる生産者がいることをゲストにも伝えたい」、梅シェフは「チャリティーということを意識しすぎずに、自由に感じてもらえれば」と話す。
今回の売り上げの10%は能登地方を中心とする能登半島地震で被災した地域への復興支援として、前出のNOTOFUEに寄付される。奥深い魅力を持つ能登の食材を通じて、未だ困難な状況下で奮闘する生産者や、そこに暮らす人々を応援する、2夜限りのディナーに期待が高まる!