シャンパーニュメゾンのヴーヴ・クリコがステラ マッカートニーとコラボレーション。シャンパーニュ造りの副産物として廃棄されるブドウの茎などを原材料とする次世代の代替レザーを使ったヴィーガンラグジュアリーアクセサリーを製作、伊勢丹 新宿店にて開催される「ステラズ サステナブル マーケット」で販売される。
ヴーヴ・クリコとステラ マッカートニーとがコラボレーションを実現。シャンパーニュ造りで廃棄されるブドウの茎などを原材料とする次世代の代替レザーを使ったヴィーガンラグジュアリーアクセサリーを製作した。今回製作された3種類のアイテムは、いずれも2024年4月10日(水)〜16日(火)に伊勢丹 新宿店で開催される「ステラズ サステナブル マーケット」で販売される。
この代替レザーはヴーヴ・クリコとステラ マッカートニーが共同開発したもの。原材料となるブドウの廃棄物は、シャンパーニュ地方のグランクリュ、ブージーにあるヴーヴ・クリコのブドウ畑から、完全なトレーサビリティを確保した上で調達されているという。手作業で集められるブドウや茎は、必要な精査を経て粉状に粉砕され、専用の布に統合されることにより代替レザーに。これはステラ マッカートニーにて成型され、アクセサリーアイテムに変身する。
今回販売されるのは、ステラ マッカートニーのロゴ入りゴールドメダルと、ブドウを象った“クリコイエロー”のチャームが特徴の、ヴーヴ・クリコ「イエローラベル」のボトルを気軽に持ち運べる「シャンパーニュ ボトル ホルダー」と、同じくゴールドメダルとブドウのチャームがついたバッグ「フレイム」、そして、ランスにあるヴーヴ・クリコのセラーから回収したリサイクルコルクも採用したサンダル「エリス」の3種類。「シャンパーニュ ボトル ホルダー」は、日本では12個限定での販売となる。
ステラ マッカートニーのクリエイティブディレクター、ステラ・マッカートニーさんは「このコラボレーションは、私のクルエルティーフリーのビジョンとヴーヴ・クリコの素晴らしい天然素材との完璧な融合であり、廃棄物を利用して動物皮革に代わる贅沢な代替品を循環的に生み出しました。これは簡単に規模を拡大することができ、業界を変えることができます。本当に(動物性皮革との) 違いが分かりません。これはサステナビリティにとってより良いものであると信じています」とコメント。環境問題と動物愛護の両方に長年取り組んできたブランドならではの、貴重なアイテムと言えそうだ。