グッチが大阪・梅田に世界で2つめのバー、グッチ ジャルディーノをオープンした。イタリア・フィレンツェに続くグッチ ジャルディーノのバーは、同ビル内に隣接するグッチ大阪のリニューアルオープンに合わせて誕生。洗練された空間の中で最先端のミクソロジーを味わう、特別な体験ができる。
大阪・梅田のハービスPLAZA ENT内にグッチ大阪がリニューアルオープンしたのに合わせ、イタリア・ フィレンツェに続く2つめのバー、グッチ ジャルディーノをオープンした。
世界で2つめのグッチのバー
約109㎡の空間には、ムーディーなレセプションと、バーカウンターとテーブル席のあるメインバー、そして個室が。2022年にフィレンツェのシニョリーア広場にオープンしたフィレンツェのグッチ ジャルディーノの明るく陽気な雰囲気とは違い、大阪は「グッチ ロッソ アンコーラ(深みのあるレッド)」のカラートーンが広がり、落ち着いたインテリアでまとめられている。
バーマネージャーを務めるのは、チリ出身のセバスチャン・ヴィゲラ。チリで愛されるカクテル、ピスコサワーをきっかけにミクソロジー探求の旅を始めたというセバスチャンは、母の故郷であるイタリアとの繋がりから、料理やワインへの理解も深めたのだという。日本での経験も10年以上。彼の豊かな知識と経験が、この店に欠かせないものとなっている。グッチ ジャルディーノでは、イタリアのバー文化を象徴するネグローニやスプリッツをはじめ、イタリアと日本の文化や伝統から着想を得たオリジナルカクテルを多数展開。日本を代表する酒類とのコラボレーションやペアリングなども積極的に行っていくという。
日本酒ベースのカクテルに注目!
グッチ ジャルディーノでまず飲んでみたいのが、セバスチャンが作り出したオリジナルカクテルの数々。日本在住10年のヴィゲラのウイットがきいた、ユニークなネーミングが楽しい「生きがいニート」。日本を代表するウイスキーの銘柄のひとつ「響」に、奈良の自然の恵みと宇治抹茶を合わせた1杯だ。香り豊かでスッキリとした味わいに、おかわりしたくなる。
「大阪アモーレ」は、京都の歴史ある酒蔵、増田德兵衞商店とグッチとのコラボレーションにより誕生したグッチ ジャルディーノ限定の30年ものの古酒日本酒「月の桂」を使ったもの。この特別な日本酒と、北海道産生クリーム、金木犀のエッセンスが絶妙なハーモニーを奏でる、クリーミーで複雑な味わいのカクテルとなっている。日本酒や焼酎を未体験な人でも飲みやすい。思わず写真におさめたくなる「GUCCI GIARDINO」の文字入りカクテル。
「セバから見たアマルフィ」はセバスチャンの故郷であるチリとイタリア、そして日本を巡る旅へと誘うカクテル。アンデス山脈産マスカットを100%使用して作られたピスコとアマルフィ海岸のリモンチェッロを柚子のエッセンスが引き立てている。
革新的なバー体験ができる「ラボラトリー」
定番のカクテルに加え、セバスチャンが選んだオリジナルエッセンスから好きなものを選ぶと、ミクソロジストがパーソナライズされたカクテルに仕上げてくれる「ネグローニ&スプリッツ トローリーサービス」(¥2,500)も。アーティスティックなミクソロジーの世界をより身近に感じられそうだ。また、アルコールを蒸留するエバポレーターなど最先端のミクソロジー機器が置かれた実験室のような空間で、革新的なバー体験ができる「ラボラトリー」にも注目。最大4名までの完全予約制で、さまざまな香りを抽出した繊細かつ独創的なオリジナルカクテルと一口サイズのフードのペアリングコース(¥18,000)が味わえる。
また、フロア奥には24本限定のボトルキープ用の美しい棚がある。1本ずつ鍵付きで管理され、6ヶ月キープできるそう。
「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ」監修による充実のフード
もちろん、フードも充実。ミシュラン3年連続獲得の銀座「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ」が監修。シグネチャーであるエミリアバーガーをはじめ、日本とイタリアで愛されるカジュアルフードをアレンジしたメニューが楽しめる。ポテトサラダとフレッシュな野菜に豆腐を使ったクリーミーなディップソースを添えた「バーニャカウダ」や、ローマの定番メニュー、カルボナーラをそばと昆布でアレンジした「そばカルボナーラ」など、イタリアと日本の味覚を見事にひとつにした遊び心溢れる料理は、カクテルとの相性も抜群だ。
和牛をパスタで包んで餃子風に仕立て、ボロネーゼ、パルメザンクリーム、バジルの3色のソースで食べる「餃子 ボロネーゼ」、イタリアンレモンのソースと一口サイズのフライドチキンを合わせた「シトロネート唐揚げ」なども。 香り高い宇治抹茶とホワイトチョコレートでティラミスをアレンジした「抹茶ティラミス」のように繊細な味わいが嬉しい、目にも麗しいスイーツも用意されている。
ディナー前のアペリティーボを楽しむもよし、リラックスした気分でカクテルを片手に語り合うもよし、一人でじっくりミクソロジーの世界に耽溺するもよし。グッチの美学で満たされたラグジュアリーな空間で、クリエイティビティ溢れるミクソロジストの芸術に浸ってみては。
グッチ ジャルディーノ
住所:大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT
時間:17:00〜24:00(FOOD L.O. 22:30 DRINK L.O. 23:00)
休:ハービスPLAZA ENTの休業日に準ずる
電話:06-6343-0080
https://www.gucciosteria.com/ja/osaka-garden