ハーマンミラーより、ジョージア・オキーフ美術館とのパートナーシップにより誕生した「ニューメキシコ・コレクション」が登場。アレキサンダー＆スーザン・ジラード、 チャールズ&レイ・イームズ、ジョージア・オキーフらの交流から着想を得た、チェアとテーブルの2点を展開する。現在ハーマンミラーストア 丸の内で、製品展示および抽選による販売申込を受付け中、オンラインストアでは2025年5月27日（火）より限定販売を開始する。
ニューヨークで毎年開催されている恒例のデザインイベント「NYCxDESIGN Festival」で、2025年5月19日（現地時間）に発表された、ハーマンミラーの新作「ニューメキシコ・コレクション」。チェアとテーブルの2点をラインナップするこのコレクションは、ジョージア・オキーフ美術館とのパートナーシップにより誕生したもの。
そんな話題のコレクションが早くも日本に登場。現在、ハーマンミラーストア 丸の内では、製品展示および抽選による販売申込を受付けており、さらにオンラインストアでは、5月27日（火）より限定販売を開始する。
さまざまな分野の芸術家が集い、刺激を与え合うクリエイティブな場所であった、20世紀のサンタフェ（ニューメキシコ州）。1949年にサンタフェ北部のアビキューに永住した、画家のジョージア・オキーフも、その地に魅了された一人。彼女は、1953年にミシガンからニューメキシコに移住した、テキスタイルデザイナーのアレキサンダー・ジラードと、その妻のスーザンと親交を深め、ジラードはオキーフの邸宅のインテリアと家具の設計に、非公式ながらも協力。さらにジラードは、チャールズ＆レイ・イームズを含むミッドセンチュリーモダンのデザイナーたちをオキーフに紹介したという。
今回登場する「ニューメキシコ・コレクション」は、アレキサンダー＆スーザン・ジラード、チャールズ＆レイ・イームズ、そして約40年間ニューメキシコで暮らしたジョージア・オキーフのクリエイティブな交流から着想を得て制作されたものだ。
まず注目したいのが、イームズオフィスがデザインを手がけた、「イームズ ワイヤーチェア ローベース」。ジラード夫妻の自邸のリビングで、「イームズ ワイヤーチェア ローベース」の布張りモデルに出合い、一目惚れしたというオキーフ。そんな彼女のために、イームズ夫妻は似たチェアとして、布張りの施された成型ファイバーグラスのシートに、ローワイヤーベースを組み合わせた特別なチェアを制作。彼女はそれを“最も小さくて、最高の椅子”と気に入り、大事にしていたという。
今回発売される「イームズ ワイヤーチェア ローベース」は、そんなオキーフの愛用モデルがインスピレーション源に。ソフトホワイトのワイヤーフレームをベースに、ジラードによるファブリック「トゥーストライプ」をビキニスタイルで組み合わせた、特別仕様で登場する。
もう一点ラインナップする「ジラード スネークテーブル」は、ジラードが好んで用いたデザインのひとつであり、オキーフの自宅のオブジェとしても飾られていた“スネーク”のモチーフを取り入れたテーブル。1950年代にジラードがスケッチや試作を重ねていた「スネークテーブル」を、今回初めてハーマンミラーが製品化した、ファンにはたまらないアイテムだ。
「ジラード スネークテーブル」は、白のエナメル仕上げが施されたスチール天板にブラックのスネーク柄をプリントし、ベースにはハの字に広がるアルミ脚を採用。ジラードらしい、幾何学的なパターンで描かれたユニークなスネークのプリントは、インパクト抜群。誰もが目を奪われる存在感で、空間にアイコニックなアクセントを添えてくれる。
20世紀のニューメキシコで生まれた、アーティストたちのクリエイティブな繋がりを色濃く反映した「ニューメキシコ・コレクション」。デザインやアート好きにはたまらない新作に、ぜひ注目を。
ハーマンミラーストア 丸の内
https://hermanmiller.co.jp/collections/new-mexico-collection/
03-3201-1820
