2022年にアルザスにあるガラス工場が設立100周年を迎えたのを記念して、ラリックとジェームズ・タレルのコラボレーションによって生まれた限定アートピースが、先日「Paris+ par Art Basel」で発表された。4年以上にわたる緊密なコラボレーションの末に生まれたのは、2つのフレグランスボトルと42点のクリスタルライトパネルだ。
ラリックとジェームズ・タレルのコラボレーションによって生まれた限定アートピースが、この秋、ラリック アートがオフィシャルパートナーを務める「Paris+ par Art Basel」で発表された。
今回発表されたのは、各100点限定の2種類のフレグランスボトルと、42点のクリスタル ライト パネル。2つのフレグランスボトルは、エジプトのピラミッドやアジアのストゥーパ(仏塔)の建築構造や、ゼイン・グレイによる西部劇『Riders of the Purple Sage(ユタの流れ者)』で描写された、アメリカ西部の美しさに着想を得たものだという。フレグランスボトルはいずれもラリックの職人によるハンドメイド。彼らの高い技術によって、色彩の濃度と同一性を保持し、クリスタルの均一な厚みを実現している。