【佐久間Pの甘辛人生相談室】優秀な人材ほど数年で転職してしまう……。若者のジョブホッピングをどう考える?

奇才でありながら社会人レベル200点の佐久間宣行さん。今月から辛口アドバイスも交えつつ、最適解を導き出す!

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今月のお悩み

44歳・PR会社勤務
新卒社員の教育担当です。「仕事を任せたい」と思える優秀な人材ほど、キャリアアップが目的で2~3年で転職してしまいます。正直、虚しくなるし、「長く勤めないと見えない景色もあるのになぁ」とも思います。長く働いてもらう秘訣や退職されないコツはありますか? また、佐久間さんは最近の若者のジョブホッピングについてどうお考えですか?

佐久間Pからの回答

在籍しているからこそ得られるメリットを、明確に伝えてみよう

厳しい言い方をすると、相談者を含めた上司や先輩がロールモデルとして魅力的に見えていないことが一因かも。そのためには相談者が言う〝長く続けないと見えない景色〞が何なのか、ご自身の言葉で明確に説明できるようになること。でないと多くの若手は「と言いますけど、それって?」と思うはずです。

たとえば、個人スキルが一人前になったとしても、組織には知見や人脈を含むレガシーがある。実はそこに価値があって若手にも大いに役立つものであり、フル活用する前に辞めるのは惜しい、など。普段からメリットを伝え、「ずっと働きたい!」は無理でも、「当面の間はここで学びたい」と思わせてほしいです。

個人的には20代のジョブホッピングについて、マイナスとは思っ ていません。憧れて入社したものの、業界が合わずに別業種へ移ることもあるし、年収が高い会社に惹かれるのは当然ですし。けれども「上司が嫌」「雑務ばかり」といった短絡的な理由なら考え直してもいいかもしれない。

あとは意味のあるジョブホッピングにしないと、年齢を重ねたときにつらくなるよ、とは伝えたいですね。一般的に30〜35歳くらいである程度の結果を出さないと、それ以降自分らしい仕事や面白い企画には携わりにくいもの。それなりの実績がない限り、転職先でも組織の歯車として誰かの統制の下に置かれ るから、短い期間でホッピングした場合、「やっている内容は前職と同じだった」なんてことも。

ちなみに僕が関わるテレビ・映像関連で言えば、今は才能ある人ほど、自分で学び、どこにも属さず〝個人〞で活躍している時代。転職したいと考える時点で一歩遅れているとも言える。そういった事実を認識することも大切だと思います。

今回紹介するのは、北欧のおやつ文化を身近に味わえるように、と生まれた日本発のブランド。一つずつ計画し、準備を積み上げ、今では人気ブランドへと成長しました。一朝一夕ではできない努力の結晶を、味わってみてください。

佐久間Pの今月のおすすめスイーツ:「Fika」のハッロングロットル

佐久間宣行さんおすすめの「Fika」のハッロングロットル

「ハッロングロットル」10枚入り¥1,188

バターたっぷりでしっとり口溶けのよい生地にストロベリージャムを詰めた北欧のポピュラースイーツ。

Fika 伊勢丹 新宿店

住所:東京都新宿区新宿3の14の1 伊勢丹新宿店 本館B1
TEL:03-3352-1111(代)
営業時間:10時~20時 不定休

佐久間宣行プロフィール画像
TVプロデューサー&ディレクター佐久間宣行

さくま のぶゆき●TVプロデューサー&ディレクター。「オールナイトニッポン0(ZERO)」最年長パーソナリティ。『ごきげんになる技術 キャリアも人間関係も好転する、ブレないメンタルの整え方』(集英社)も好評。

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