2023.05.26

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位で、もはや殿堂入り!? 癒やしと刺激が入り交じる街。｜開運スポット近くのこだわりハウスを探せ！トーキョー内見クラブ #9

渋谷駅から京王井の頭線急行で17分、新宿駅からはJR中央線快速で20分と、都心と程よい距離を保ちつつも、買い物には困らないほど商業施設は充実している吉祥寺。一方で街のシンボルともいえる井の頭恩賜公園を筆頭に、癒やしを与えてくれるスポットにも溢れ、静と動のバランスが取れた稀有な街と言えるでしょう。

今回はそんな吉祥寺に建つ賃貸物件「朱合院（しゅごういん）」を調査！「こんな部屋に住んでみたかった！」「ここって住む場所としてどうなの？」生粋のトーキョーガールであるエディターが、東京中の賃貸物件と周辺の気になるスポットをご紹介します。

吉祥寺の中心部。どっしり構えるレンガ造りの物件

JR吉祥寺駅南口から徒歩８分。今回内見させてもらうのは、重厚なレンガ造りの佇まいが目を引くデザイナーズ物件「朱合院」。一見シンプルなファサードに見えますが、変則的に作られた空間や窓部分の細工により只者ではないオーラを放っています。また１階にはこの建物にふさわしいセンスの良いセレクトショップが構えられていました。

オートロックのエントランスをくぐり抜け階段を上ろうとすると、建物の中央にぽっかりと吹き抜け空間が現れました。両側を繋ぐように渡されているのは、各部屋のバルコニーとなる部分。日本ではなかなか見ない面白い構造。

こちらの間取りは現在空室となっている204号室のもの。ただ、ここが正式に内見できるのは６月上旬からとのことで、今回は204号室とほぼ同じ間取りの別室の写真を掲載しています。

それでは、おじゃましま～す！

扉を開くと9.4畳の広々リビングがお目見え。外側から見えていた透かしレンガは、内側から見るとまた違った印象に。室内に統一して取り付けられている、レトロなデザインの照明が映えますね。右の引き戸付き収納スペースには冷蔵庫と洗濯機をしまっておけます。

玄関側の窓は大きく開放的。無駄を一切省いたミニマルなカーテンレールもポイントが高い。先に紹介したバルコニーへは写真の左手前にある扉から出られるようになっています。

奥にある3.1畳の部屋に移動。キッチンのすぐ後ろに位置していた柱にも見える壁には、実は２枚の扉が収納されており、両側の扉を引き出すことで完全な個室を作り出せる仕組みに。クローゼットと浴室にすぐにアクセスできるため寝室として使うのが◎。

最後にトイレとバスルームをご紹介。ガラス扉で仕切られた水回りは白で統一された清潔感のある空間に。備え付けのウォールシェルフひとつをとっても、この物件のセンスの良さが伝わってきますよね。

吉祥寺に住むならここに行くべし！

吉祥寺で暮らすならきっと定期的に通いたくなる、３つの素敵なスポットをご紹介。

吉祥寺御縁地蔵

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_10 — お地蔵様のお召し物は、このビルの２階にあるバーのママが作ったもの。シーズンによって素材と色違いのものにチェンジ。

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_11 — ご利益の評判は上々。毎日お参りに来る地元の人もいれば、ビル内の飲食店に寄ったついでにお参りしていく人も。

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_12 — 願いを念じながら、お地蔵様の持つ錫杖紐に組紐をくくりつけよう。その際は笑顔もお忘れなく！

縁結びの御利益あり。京都鈴虫寺が開眼祈願したお地蔵様

飲食店が構えられたビルの一角に佇むのは、2013年に建立されたばかりお地蔵様。ビルの竣工と同時に街のシンボルとなるようなものを作ろうと、恋愛成就・縁結びで有名な京都の鈴虫寺に通い詰め、やっとの思いで開眼供養してもらったという。今では地元内外で認知も進み吉祥寺名物のひとつに。“日本一笑顔の素敵なお地蔵様”として、吉祥寺の人々を笑顔でつないでいる。年に１度、子どものためのお祭り「地蔵盆縁日」も開催。

DATA
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル 1階エントランス内
参拝可能時間：通年
HP：https://kichijoji-zizo.jp/about/

SUNDAY VEGAN（サンデーヴィーガン）

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_13 — さくっとテイクアウトもよし、お店のベンチに座って食べるもよし。

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_14 — 店内ではSUNDAY VEGANと交流のある飲食店のヴィーガン商品も販売。ガラス越しに見学できるドーナツ作りの様子は子どもたちから大好評。

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_15 — 一番人気のカスタードドーナツ（￥330）。もちもちとした生地と甘すぎない軽い口当たりのソイホイップが癖になりそう。バナナとくるみのスコーン￥380、オーツミルクを使用したカフェラテ￥600

誰もが美味しく味わえるドーナツを
ヴィーガンを気軽に取り入れ、知ってもらえるきっかけになれたらという思いから、今年５月にオープンしたドーナツショップ。どのドーナツをとっても、大豆やオートミールなど植物性の材料ならではの美味しさが引き出されている。一般的なものよりも胃もたれしにくく、つい２つ目に手を伸ばしたくなるドーナツは、朝こそ食べに来てもらいたいとのこと。ドーナツを片手に気持ちのよい一日のスタートをきってみては。

SHOP DATA
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-15-6
営業時間：8:00～17:00
定休日：不定休（インスタグラムにて確認）
Instagram：@we_are_sundayvegan

シバタヤ

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_16 — 店主・柴田さん。ワインの状態や種類に合わせた丁寧な注ぎぶりは必見。ワインへの大きな愛を感じる。

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_17 — アルザス地方のナチュールワイン「Jeux de Bein」 tout va bien １杯￥1,100、お通しのドライフルーツ￥500

【吉祥寺】住みたい街ランキング通年上位での画像_18 — 取材前日にゲストとして店に立っていたという、フレンチのシェフによる鹿肉のパテ（￥800）。お腹に余裕があれば、オーナーお手製の日替わりのカレーもおすすめ。

１杯からでも。ふらりと立ち寄りたいワインバー

ハーモニカ横丁の一角、以前TACOS SHOP（タコスショップ）のあったわずか２坪ほどの場所に、今年オープンしたばかりのワインバーを発見。０次会や２、３軒目にさくっと１杯、じっくり数杯飲み比べるでも良い。パンやフルーツなどの軽食をつまみながら、厳選されたナチュールワインを楽しもう。少し入りにくいかもしれないけれど、勇気を出して一歩足を踏み入れれば、気さくなオーナーと素敵な常連さんたちが迎え入れてくれる。

SHOP DATA
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-5（「パンの田島」と「シーシャバーアラジン」の間）
営業時間：19:30〜1:00
休業日：不定休（インスタグラムにて要確認）
Instagram：@winehouse9b314