2019.01.24

ティーマの角皿とポテトディップ - 今月のひと皿 | vol. 11

北欧を代表するテーブルウェアブランド、イッタラ。中でも機能美あふれるデザインが人気のティーマシリーズから長尾さんが今回選んだのは、主役になる“プラター”。「すっきりしてシンプルな北欧らしい器。大きめの長方形なので、どんな盛り方をしてもさまになります。サンドイッチやお菓子の盛り合わせにも最適。テーブルの中心に置くだけで、豊かな雰囲気に」。人の集まる機会が増えるこの時季は、前菜のディップやパンを盛るのもおすすめ。「じゃがいものマッシュをベースに数種類の味つけをしてバランスよく盛り、バターナイフなど小さめのナイフを添えると見栄えよく、テーブルが華やぎますよ」

5種のポテトディップ

材料(4〜5人分)

じゃがいも(男爵)
 6個
少々
オリーブ油
大さじ1
レモン汁
小さじ1
スモークサーモン
4枚
パセリ
1本分
アンチョビ
5枚
パプリカ
1/4個
グリーンオリーブ(種抜き)
6個
ゆずこしょう
小さじ1/2
生たらこ
1腹
クリームチーズ
大さじ1
ゴルゴンゾーラチーズ
30g
無塩バター
15g
黒こしょう・パン・クラッカー・ナッツ
適宜

作り方

❶ じゃがいもは皮をむいて1個を6等分し、さっと水にさらして、水からやわらかくなるまでゆでる。火を強めて水気を飛ばして火を止める。ゆでたじゃがいもを粗くつぶして、塩とオリーブ油、レモン汁を加えてざっと混ぜて粗熱を取る。

❷ スモークサーモン、パセリは細かく刻む。

❸ アンチョビ、パプリカも細かく刻む。

❹ グリーンオリーブは細かく刻み、ゆずこしょうと合わせる。

❺ たらこは薄皮を取ってほぐし、クリームチーズと練り合わせる。

❻ ゴルゴンゾーラは細かくほぐし、バターはさいの目に刻む。

❼ ①のじゃがいもを5等分してボウルなどの容器に入れ、②〜⑥をそれぞれ混ぜ合わせ、味つけをする。バランスを見ながら器にこんもりと盛ってこしょうを挽きかけ、パンやクラッカー、ナッツを添える。

今月のうつわ

洗練されたシルエットで、1952年の発売以来タイムレスな人気を誇るティーマシリーズ。デザイナーはカイ・フランク。(手前)ティーマ プラター〈16×37㎝〉ホワイト¥8,500・(奥)ティーマ プレート〈直径15㎝〉ホワイト 各¥1,600/イッタラ

PROFILE

ながお ともこ●フードコーディネーター。オンラインストア、SOUPs(https://soup-s.shop)の新作の器を制作中。「2月上旬に、小さめの便利なお皿が完成予定なのでお楽しみに」。新刊『ティーとアペロ』(柴田書店)も好評発売中! http://www.vegemania.com/

SOURCE:SPUR 2019年2月号「長尾智子が語る、うつわと料理 美味しいひと皿、あります」
photography:Masahiro Sanbe text:Kaori Okuda

FEATURE
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