パンケーキ【長尾智子の保存食レシピ 最終回】

パンケーキ【長尾智子の保存食レシピ】

作って楽しく、食べておいしい。あると心強くて安心するもの。季節を感じ健やかな自分を持続させる保存食、最終回は誰もが大好きなパンケーキ。
「焼きたてがおいしいものですが、冷ましてすぐに冷凍すれば、焼きたてと同じくらいのおいしさがいつでも味わえます。焼き直すときは凍ったままフライパンにのせて弱火にかけ、蓋をして数分蒸し焼きして温めてから、上下を軽く焼くといいですよ」。

電子レンジで1分ほど加熱してからフライパンで焼くか、トーストしてもおいしいそう。

「生地は全粒粉が多いとボソボソするので、薄力粉の25%程度までにとどめて。卵を加えずヨーグルトの風味で作るプレーンな味なので、ハムやチーズなどと合わせた朝食にもおすすめです」。

パンケーキのストックは、幸せな時間のストック。自分のためのささやかな保存食作りを、これからもぜひ習慣に。

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パンケーキ

スイーツ

(作りやすい分量)

WHAT TO USE
  • 薄力粉

    200g

  • 全粒粉

     30g

  • ベーキングパウダー

    小さじ1

  • てん菜糖 

    30g

  • プレーンヨーグルト

    150g

  • ひとつまみ

  • 植物油 

    適宜

RECIPE
1

薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーは合わせてふるい、ボウルに入れる。てん菜糖を加えて混ぜる。

2

ヨーグルトに塩を加え、水250㎖を加えてよく混ぜておく。

3

①の粉のボウルに、②のヨーグルトを⅔量ほど加え、泡立て器で手早く混ぜる。途中で残りの②を加えて同様に混ぜ、粉気がなくなるまでしっかり混ぜ合わせる。ゴムべらに変え、生地をすくってみてぽってりと重たい感じなら、水大さじ2程度を加えて生地を軽くする。

4

フライパンを中火にかけて植物油を温め、弱火にしてキッチンペーパーで軽く拭き取る。③の生地をレードルで直径10㎝程度になるように丸く流し、生地が膨らんでポツポツと気泡が割れて穴が開き、周りが乾いた感じになってきたら、上下を返して同じように焼く。 5生地を全部焼いたら、すぐに食べる分はキッチンクロスをかけて軽く保温。残りはケーキクーラーなどにのせて冷まし、ラップで1枚ずつ包み、さらにフリーザーバッグなどに入れて冷凍する。冷凍で約2週間保存可能。

5【バナナ、くるみ、メープルシロップのパンケーキ】

7〜8㎜にスライスしたバナナを器に入れ、メープルシロップを回しかける。温かいパンケーキにクリームチーズを軽く塗り、バナナをメープルシロップごとかけ、粗く刻んだくるみを散らす。量はすべてお好みで。

ながお ともこプロフィール画像
Food Coordinatorながお ともこ

ながお ともこ●フードコーディネーター。雑誌等で活躍。「保存食のアイデア、どうでしたか? 多めに作っておくと、忙しいときも気分が楽で、時間にゆとりもできていいことばかり。保存食習慣、ぜひ続けてみてください」。次号からの新テーマにもご期待を!

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