サラダニソワーズ 【長尾智子の持ち寄りレシピ 第12回】

サラダニソワーズ 【長尾智子の持ち寄りレシピ】

「持ち寄りの楽しみは工夫すること。コンパクトにまとめて、行き先で盛りつけておいしく食べて、始末よく終わるのが理想」。春先の晴れた日なら、軽やかな一皿を。

「サラダニソワーズは南仏で親しまれるニース風サラダ。大きな器にたっぷり作れば、パンを添えるだけで献立が成立して、いくらでも食べられます」。マグロの柵から仕込む自家製ツナは、市販品とは違うシンプルなおいしさ。

「何種類もの材料を下ごしらえし、最後に全部を合わせるのがこのサラダの醍醐味なのでパーツ作りは丁寧に。仕上げによく混ぜて、ドレッシングをしっかりなじませるのもポイント」

サラダニソワーズ 【長尾智子の持ち寄りレシピ】

サラダニソワーズ

メイン
WHAT TO USE
4人前
  • じゃがいも(メークイン)

    中3個

  • さやいんげん

    1束

  • トマト

    中1個

  • 紫玉ねぎ

    1個

  • きゅうり

    大1本

  • フリルレタス

    4〜5枚

  • マグロ刺し身用

    1柵

  • 3個

  • アンチョビ 

    7〜8枚

  • 黒オリーブ(種抜き) 

    約20個

  • レモン

    約2/3個

  • タイム

    約1本

  • にんにく

    1片

  • オリーブオイル

    約80㎖

  • はちみつ

    小さじ1

  • 白ワインビネガー

    20㎖

  • 白ワイン

    100㎖

  • 塩・こしょう

    適宜

RECIPE
1

〈下準備〉マグロを厚さ1.5㎝に切り、軽く塩をふる。小鍋に湯を沸かし、卵を8分ゆでて冷水に取り、軽くひびを入れ冷ます。じゃがいもは皮をむき1㎝の輪切りにし、さっと水にさらし、かぶる程度の水でゆでる。レモンは4枚スライスし、残りは搾り大さじ1を取る。

2

マグロの表面をキッチンペーパーで押さえ水気を取る。2等分し芯をはずしたにんにくとレモンのスライス2枚を鍋に入れ、白ワイン、水100㎖(分量外)を加えて中火にかける。煮立ったら火を弱め、塩少々を加えてマグロを入れ、静かに10分煮て火を止め、冷まして容器に移す。

3

黒オリーブは容器に入れ、オリーブオイル小さじ1をふる。アンチョビもオイルごと容器に入れ、オリーブオイル大さじ1、レモンのスライス2枚を加えてマリネ。はちみつ、白ワインビネガー、塩・こしょう各少々、レモン汁大さじ1をボウルに入れ、オリーブオイル60㎖を少しずつ加えて混ぜてドレッシングにし、容器に移す。

4

きゅうりは筋状に皮をむき、2〜3㎜の輪切りに。さやいんげんはへたを切ってゆで、軽く塩をふる。紫玉ねぎは放射状にスライス。フリルレタスは水に5〜6分つけて水気を切る。それぞれ容器や保存袋に入れる。

5

〈仕上げ〉器にレタスを敷く。ゆで卵は2等分、トマトはくし形切りにし、ほかの材料とともにバランスよく盛りつけてタイムを散らす。ドレッシングを回しかけ、アンチョビのオイルも少々ふり、サーバーで混ぜ合わせる。

ながお ともこプロフィール画像
フードコーディネーターながお ともこ

ながお ともこ●フードコーディネーター。雑誌や書籍で活躍する一方、オンラインストア「SOUPs」を展開。「オリジナルで作ったスパイスミックスが大好評。季節を変えてアレンジしていく予定。器の新作も進行中です」

https://soup-s.shop

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