はと麦のタブレとレモンポテト【長尾智子の持ち寄りレシピ 第5回】

はと麦のタブレとレモンポテト【長尾智子の持ち寄りレシピ】

「持ち寄りの楽しみは、工夫すること。コンパクトにまとめて、行き先で盛っておいしく食べて、始末よく終わるのが理想」。
今月のレシピは、夏の暑い時期にぴったりの爽やかなタブレ。
「タブレは中東や北アフリカのスムール(クスクス)と野菜を合わせたサラダのこと。はと麦や押し麦などの雑穀で作ってもおいしい」。
基本の味つけは事前にしておき、葉野菜や仕上げのドレッシングは食べる直前に。
「今回はレモン風味のポテトを添えたけれど、チキンやポークソテーをメインにしても」。
いろいろなアレンジができてアペロにもなるサラダ、ぜひ持ち寄りのレパートリーの定番に。

はと麦のタブレとレモンポテト【長尾智子の持ち寄りレシピ】

はと麦のタブレとレモンポテト

副菜
WHAT TO USE
4人前
  • はと麦(砕いたタイプ)

    100g

  • とうもろこし 

    1本

  • 枝豆 

    約150g

  • バジル

    3本

  • クレソン

    1束

  • アーモンド

    約20g

  • じゃがいも

    中4個

  • レモン

    1と1/2個

  • 白ワインビネガー

    大さじ1

  • 塩、こしょう

    各少々

  • 赤唐辛子粉

    小さじ1/4

  • クミンシード

    小さじ1/2

  • オリーブオイル

    大さじ4

RECIPE
1

〈下準備〉はと麦はさっと洗い、たっぷりの水でゆでる。煮立ったら、少し火を弱めて約20分ゆで、やや透明になってきたら火を止めて余熱で火を通す。

2

とうもろこしと枝豆をゆでる。枝豆はさやをむき、とうもろこしはまな板に立てて包丁で粒をそいではずし、ボウルに入れる。①のはと麦の湯を捨て、水で軽くゆすいでぬめりを取って水気を切り、野菜のボウルに加え、こしょうをふり、白ワインビネガーを加えて混ぜる。

3

クレソン、バジルは冷水に5分ほど浸けて水気を切り、冷蔵庫に入れておく。アーモンドは刻む。 4じゃがいもは皮つきのまま、たっぷりの水で柔らかくゆでる。竹串を刺してすっと通ったら湯を捨て、冷めないうちに皮をむく。鍋に戻し、オリーブオイル大さじ1を回しかけ、塩をふり、レモン汁₁⑊₂個分を搾りかける。中火にかけ、鍋をゆすってなじませ、火を止める。 5残りのオリーブオイルと塩少々、クミンシード、赤唐辛子粉を合わせて瓶に入れる。他の食材も容器に。

4

〈仕上げ〉食べる前に⑤のオイルを②に回しかけ、レモン汁1個分を搾る。クレソンは葉を摘んで茎は細かく刻み、バジルは葉をちぎりながら細かくし、はと麦に加えてスプーンでしっかり混ぜ合わせる。器に盛り合わせ、アーモンドを散らす。じゃがいもを添える。

ながお ともこプロフィール画像
フードコーディネーターながお ともこ

ながお ともこ●フードコーディネーター。オンラインストア、SOUPsを展開。「スパイスボックスやホールスパイスと一緒に、オリジナルのガラムマサラを販売中」

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