かぼちゃのポタージュと6種のトッピング【長尾智子の持ち寄りレシピ 第8回】

かぼちゃのポタージュと6種のトッピング【長尾智子の持ち寄りレシピ】

「持ち寄りの楽しみは工夫すること。コンパクトにまとめて、行き先で盛りつけておいしく食べて、始末よく終わるのが理想」。今月のレシピは、きれいな色が食欲をそそる秋のポタージュ。

「ポタージュはシンプルに作り、いろいろなトッピングで楽しむ趣向なら、持ち寄りも盛り上がるのでは」。ポタージュのピュレは後から水でのばすので、塩は強めに。クルトンはパンの味がそのまま出るので、おいしいものを使うのがおすすめ。

「6種といっても、手間がかかるのはほうれん草のソースくらい。トッピング次第でスープがごちそうになるので、ぜひ数種を揃えて楽しんで」

かぼちゃのポタージュと6種のトッピング【長尾智子の持ち寄りレシピ】

かぼちゃのポタージュと6種のトッピング

メイン
WHAT TO USE
4人前
  • かぼちゃ

    1/4個(約500g)

  • 玉ねぎ

     小1/2個

  • にんにく

    小1/2片

  • 生クリーム

    100㎖

  • 無塩バター

    大さじ1

  • ベーコン

    約100g

  • 2個

  • リコッタチーズ

    約100g

  • ゴルゴンゾラチーズ

    約50g

  • 好みのパン

    適量

  • ほうれん草

    1/2束

  • バジルの葉

    2本分

  • 適宜

  • オリーブオイル 

    約100㎖

RECIPE
1

かぼちゃは皮をそぎながら一口大に切る。玉ねぎ、にんにくは粗みじんにする。すべて鍋に入れ、軽くかぶるくらいの水と塩少々を加えて中火にかける。煮立ったら火を弱め、少し蓋をずらして柔らかくなるまで煮る。水分がやや残るくらいまで煮たら火を止める。バターは室温に戻す。

2

①のかぼちゃをフードプロセッサーに入れ、バターと生クリームを加えて回す。塊がなくなり、なめらかなピュレ状になったら密閉容器に移す。

3

トッピングを準備する。ベーコンは短冊切り、中火でしっかり焼き目がつくまで焼く。数種のパンを小さく切り、トースターで乾かしながらカリッと焼き、冷ます。ゆでた卵は粗く刻んで塩をふって混ぜる。ほうれん草は沸騰した湯でさっとゆでて水気を絞り、粗く刻む。バジルの葉と一緒にフードプロセッサーに入れ、塩少々、オリーブオイルの半量を加えて回す。ピュレ状になったらスプーンで混ぜ、残りのオリーブオイルを加えてとろりとした状態にする。準備した食材とチーズをそれぞれ容器に入れる。

4

〈仕上げ〉ポタージュを仕上げる。かぼちゃのピュレを半量ほど鍋に入れ、同量の水を加えて弱火にかける。静かに混ぜながら温め、少しもったりと濃いめに仕上げ、味を見て足りなければ塩を少し足す。ポタージュを器に盛り、好きなバランスで③のトッピングをのせる。

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フードコーディネーターながお ともこ

ながお ともこ●フードコーディネーター。「モノトーンの道具が並ぶキッチンで、唯一色鮮やかなのがル・クルーゼのココット。どの色も温かみがあります」。

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