忙しくてもキレイな人の最新フィットネス事情。おすすめウェア&アドレスも!

大人が無理なく続けられるフィットネス。そのカギを握るのは、自分の生活に合った習慣づけとデザイン性と機能性を併せ持ったスポーツウェアだった

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野島裕子

美容・ウェルネスブランドのフリーランスPR。ヨガ講師としてフィットネスジムでのクラスを担当したり、自分でレッスンを主宰することも。

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大屋夏南

17歳でモデルデビューし、数々の雑誌やイベントに出演。SNSで美容情報を発信したり、スタイルブックや旅エッセイを出版するなど幅広く活躍。

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枝比呂子

ファッション、ジュエリーを中心としたフリーランスPR、着付け師。ファッションアイテムを社会に循環させる活動「+IPPO PROJECT」も主宰。

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モデル、美容やファッションブランドのPRなど幅広い職種で活躍中の3人。忙しい毎日に無理なく楽しくフィットネスを取り入れるコツを聞いた。

大屋夏南さん(以下O) 私は週1でパーソナルトレーナーと一緒にワークアウトをして、週に1回ピラティスのグループレッスンを。合同レッスンは直前まで予約ができるから、急に時間が空いたときにも行きやすいんですよ。

枝比呂子さん(以下E) 私もピラティスの先生が主宰している「ASAオンライン体操」を受けています。加えて月1回、先生のスタジオに行って、体の動きをチェックしてもらっています。

 オンライン、便利ですよね。

 すっかり定着しましたよね。私の場合は週に3回、朝6時半からって言うと驚かれたりするんですが、自分にはこの早朝の受講がベストなんですよ。7時になると朝食の準備やら身支度やら、一日が始まっちゃうから。

野島裕子さん(以下N) 私も朝、時間があるときはヨガをするんですよ。家では自分と向き合うような静のヨガをするのが好きなんだけど、レッスンで教えるのは、リズミカルなビートに合わせて体を動かすものが多くて。

 海外でも流行っていますよね。音楽に合わせて体を動かすインサイドフローヨガなんかも、すごく楽しそう!

 何百人も集まるようなヨガフェスも開かれていますよね。アゲアゲな曲からしっとり心に響く曲まで音楽の幅も広くて、飽きさせないんですよ。

野島さんは女性専用のフィットネスジム「WOM GYM」にも通っている。

 24時間営業で、家の最寄り駅にあって、帰宅途中にサクッと行けるっていう、続けられる環境が整っているんです。若い人が大多数、しかもいい意味でユルい人が多くて。韓国ドラマを見ながら、10分くらいで終えたり。

 がっつりストイックに鍛えるより、今はそんな感じが気分なのかも。

 私、数年前に、ジムのセミパーソナルでトレーニングをしていたことがあったんですけど、気づいたらムキムキになっちゃって。ジャケットがキツくなるという、望まない結果に……。

 私も同じような経験あります~。目的に合ったフィットネスを選ぶことって大切ですよね。ヨガやピラティスはインナーの筋肉が鍛えられるから、幅広い層の人に人気なんですよね。

 そう、ピラティスってどこか一カ所を鍛えるんじゃなくて、全身を使いながら自分の弱いところもカバーできるのがいいなと思っていて。背骨も意識しているから、体幹も強くなる!

 最近はウォールピラティスっていう壁を使ったピラティスもあるみたいですね。インターネットで見かけたんですが、いろんなポーズが紹介されていて、面白そうだったな。

 椅子を使ったピラティスも見ましたよ。家でできるってやっぱり強い! ――フィットネスの種類や通い方など、自分のスタイルを見つけることが、継続の秘訣。フィットネスの目的や体を動かす原動力とは?

 ずばり、元気に楽しく、健康に過ごすため! 最初はランジェリーのお仕事をするタイミングで運動を始めたんですが、体のラインが変化する以上に、メンタルや全身のポテンシャルが高まっていくのが楽しくなって。

 わかります、私も忙しいからこそ運動したくなる。朝、運動しておくと、頭も体も稼働率がぐんと上がる感じ。

 とはいえ、運動する前は少し面倒になったり、今日はやめようかな~って思うこと、ありますよね。でも、運動したあとに「やっぱり来てよかった」って思うんですよね!

 本当にその通り。フィットネスジムに行くだけでも十分にエライから、全力で頑張らず、少し体を動かせばよし、というほうが、長続きしますよね。

おすすめのアドレスは継続しやすいサービスが満載

WOM GYM

WOM GYM

女性専用の24時間ジム。スタッフも全員女性で、初心者でも自分のペースでトレーニングができる。マシンも女性のニーズに合わせたラインナップにこだわり、お尻や下半身の引き締め、有酸素運動ができるマシンが充実。高機能ドライヤーなどを備えた手厚いパウダールームも魅力。

WOM GYM
東京都近県を中心に6店舗展開。
入会金¥11,000
月会費¥6,57
https://womgym.jp/

ASA Pilates-Minami Aoyama

ASA Pilates-Minami Aoyama

ピラティストレーナー・ASAさんによるプライベート&セミプライベートレッスンが受けられる、マシンピラティススタジオ。産婦人科で10年間勤務した経験を生かし、マタニティ向けのレッスンも行う。朝6時30分から30分間のオンラインレッスン「ASAオンライン体操」も主宰。ピラティス+ストレッチ+筋トレを組み合わせたオリジナルのプログラムで、しなやかで健康的な体を目指す。

ASA Pilates-Minami Aoyama
東京都港区南青山2の10の8 MDビル3F
プライベートレッスン(体験)¥11,000
ASAオンライン体操(レッスン会員)月額¥5,000
https://asapilates.com/

最近のトレーニングウェアは、デザインも機能性も優れたものが豊富。どんな基準で選んでいる?

 レギンスはずっと「ルルレモン」。ストレスなく体を動かせるのが好き。

 しかも洗濯してもヘタらず、ずっとキレイに使えるのもいいんですよね。私にとっては仕事着でもあるので1年に1回はアップデートするんですが、去年買ったものもまだまだはけそう。

 バリエーションも豊富ですよね。

 裾の長さやウエストの高さも選べますよね。私はおなか、とりわけ腎臓を冷やしたくないからハイウエスト。特に海外ブランドには色とかデザインがステキなものが多いんです。ヨガウェアにはアッパーなものが多いイメージもありますが、ブラウンやベージュなど、シックなカラーも揃っていたり。

 フィットネスウェアって肌の露出も多いし、色もあまりに明るいと、目立ちすぎて気恥ずかしかったりして。

 私もそうです。でも、最近はレギンスで歩いている人も増えましたよね。

 昔はフィットネスジムに着いてから着替えるのが主流だったけど、今は家からウェアを着て出かけるのが、ひとつのスタイルになっているみたい。

 先にお気に入りのウェア探しから始めても楽しいかもしれませんね。

 きっかけは何であれ、体もメンタルも元気に、人生が楽しくなるフィットネス、すべての人におすすめです!

おすすめウェアは精鋭ブランドを絞り込み!

alo

alo

「海外ブランド『alo』の2品(ともに私物)。最初に日本で取り扱いのあるショップで買ってサイズ感を確認し、そのあとは海外から取り寄せて購入しています。動きやすさや機能性はもちろん、デザインが可愛くて、ほかの人とかぶりにくいのもポイント。ブラトップは肩甲骨が動かしやすい&キレイに見えるカットと、おなかが出すぎない丈感も絶妙。トップスはウエストの絞りがキレイ」

もともとサーフィンが趣味で、体幹を鍛えるためにヨガを始め、今では教える側に。50歳を迎えても、ビキニの水着を着こなすことが目標。

emmi

emmi
サステナレッチプルオーバー¥10,890/エミ ニュウマン新宿店(エミ)

「ファッション性が高く、普段着としても楽しめるほど。ピラティスを続けていたら鎖骨の角度が変わってきたので、このウェアは鎖骨がキレイに出るのもうれしい」。キャミソールとレイヤードするプルオーバー。広めのネックラインと背中が開いたデザインも特徴。

運動を始めたきっかけはプロポーションづくりだったけど、今は健康&快適に過ごせることを重視。パソコン作業も多いので、家ではこまめにネックストレッチを。

icebreaker

icebreaker

「『icebreaker』のショートスリーブとアクティブタイツ(ともに私物)。すべてメリノウールを使用したアイテム。健康な環境下で育った羊の毛でつくられた素材で、汗をかいてもかゆくなったり肌に張りつくこともなく、快適なんです。生分解性も優秀。下着も365日、メリノウールを愛用中です」

運動で全身が整えられているおかげなのか、ホルモンバランスの乱れや大きな変化も感じません。60歳、70歳になっても趣味の山登りができる体を維持したい!

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