【インテリア】おしゃれオブジェの取り入れ方から、プロのお気に入りまで紹介

部屋に新しい風を吹かせるなら、オブジェを取り入れてみるのはいかが? 置き方、飾り方ごとに提案する

部屋に新しい風を吹かせるなら、オブジェを取り入れてみるのはいかが? 置き方、飾り方ごとに提案する

堂々と床置きしたい、存在感満点なオブジェ

【インテリア】おしゃれオブジェの取り入れの画像_1

1 ホットワーク技法で制作したソーダガラス製のランプ。琥珀色と動き出しそうなフォルムは、フロアに置いてもさまになる。
ランプ〈H20〉¥77,000/BULLPEN(Yuri Iwamoto)

2・3 大理石の加工工場で発生する端材に、顔料や樹脂を混ぜ合わせて作ったブロックのブックスタンド。サイケデリック柄は、刺激的なアクセントになるので床置きしても。
ブックエンド (ペア)〈H15〉¥59,400/TOM DIXON TOKYO(Tom Dixon)

4 プライウッドを成型する技術を用いたイームズの名作を再現。小さめサイズなら鮮やかなカラーも取り入れやすい。
イームズ エレファント スモール〈H21〉¥14,300/ヴィトラ

スツールやデスクに並べて

【インテリア】おしゃれオブジェの取り入れの画像_2

机や椅子に置いて、のどかなスペースを作ろう。

1 韓国のアトリエが製作。
デスクトップモビール〈H37〉¥38,500/MoMA デザインストア 表参道店(Blue Balcony)

2・3 ガラスのオブジェと台座はセットで置いて清涼感を演出したい。
上の花器〈H13〉¥27,500・コンポート〈H10〉¥22,000/安達知江

4 ぬくもりある蝶々と手のモチーフを添えた愛らしい佇まい。
燭台(キャンドルつき)各〈φ7〉¥13,200/ウチガサキミナ

5 麦わら帽をかぶりボーダー柄を着たオブジェは受注生産。
マスコットGrand〈H40〉¥33,000/藤井製帽(MOBJE)
その他/スタイリスト私物

壁をキャンバスとして。絵になるアイテム

【インテリア】おしゃれオブジェの取り入れの画像_3

壁に映えるデコレーション。

1 トロンプルイユ効果を狙った薄いフラワーベース。表面にはコラージュが施されている。
花器〈H18〉¥79,200/FEELSEEN(Alison Owen)

2・3 刺しゅうによってかたどられたフレームとオウムのモチーフ。壁面に掛けて使用。
額縁〈H44〉¥35,200・オウム〈H23〉¥28,600/FEELSEEN(ma.macaron)

4・5 樹形の美しさが本格的な盆栽を思わせる秀逸さ。禅の精神を部屋に取り込んで。
ワイヤー盆栽 ピンク〈H20〉¥16,000・青〈H12〉¥11,000/ツチンナカキ

プロのお気に入りオブジェ

インテリアに並々ならぬこだわりを注ぐプロたちの、本当は秘密にしたいオブジェを紹介。

スズキヨウコさんのゴブレット

スズキヨウコさんのゴブレット

矢内麻友さん(スタイリスト)

「手びねりによるニュアンスと繊細な絵つけの九谷焼のオブジェ。唯一無二の美しさは見ていて飽きません」。金沢在住のアーティストは主に土台つきの盃を制作している。インスピレーションは、川や山で石を高く積み上げるロックバランシングから。卓上の主役となるべき華やかな存在感。絶妙な歪み、フラワーモチーフはおとぎ話のような可憐さ。

ゴブレット〈H19〉¥55,000/スズキヨウコ

welcometocccのティッシュケース

welcometocccのティッシュケース

入口梨紗さん(PR)

生活感が出がちなティッシュケースがアート感覚のオブジェに変身! サイドをキュッと結ぶリボンもアイキャッチ。「艶のあるサテン生地にギャザーをたっぷり寄せたティッシュケースは、部屋で映える優れもの。家に遊びに来た友人にもよく褒められます。カラーバリエーションも豊富なので、ギフトにもおすすめです」。

CURTAIN TITTI〈H15×W25〉¥6,490/CARV STORE(welcometoccc)

坂本紬野子さんのオブジェ

坂本紬野子さんのオブジェ

吉田佳世さん(スタイリスト)

粘土による自由な形作りとにじみ出るような色彩の釉薬使いが魅力の陶磁器。植物や建築物の柱を連想させるような形のオブジェは、部屋のムードを決定づけるモニュメント的な存在に。ふたつ並べて置くのも醍醐味。「ニュアンスのある色みと手作業ならではのユニークなフォルムが好きです」。

(右)青い花〈H19〉¥38,500・(左)白い柱〈H33〉¥50,600/坂本紬野子

Lætitia Jacquettonさんの花器

Lætitia Jacquettonさんの花器

河田愛歌さん(エディター)

「吹きガラスと天然石に魅了された彼女の作品は、制作過程もコンセプトも常識破り。マルタン・マルジェラの元デザイナーだった経歴もうなずけます」。世界中で収集された石をベースに、イタリア・ムラーノ島のガラス工房でひとつひとつ加工する。小宇宙的な世界観は、花を挿さなくても美しい佇まい。

VAL DI FASSA〈H23〉¥385,000/ショールーム セッション(ラティティア ジャケトン)

Laneさんのワイヤーアート

Laneさんのワイヤーアート

森上摂子さん(スタイリスト)

「イラストのようなゆるいラインはもちろんのこと、日の光が窓から差し込むとワイヤーアートの形に影が浮き上がって、なんとも可愛らしいんです」。NYで活動し、大型作品も手がけるアーティストLaneがワイヤーでかたどったキャンドルホルダー。消えることのないユーモラスな灯火は部屋のムードをぱっと明るくする。花瓶のモチーフもあり。

キャンドル〈H36〉¥52,800/BULLPEN(Lane)

石原亮太さんの花瓶

石原亮太さんの花瓶

Mayu Kakihataさん(DJ/レコード店勤務)

「バードモチーフのアイテムには目がありません。中でもお気に入りは石原亮太さんが作る花瓶。温かみのあるフォルム、色合い、絶妙な表情も最高です」。福岡県糸島を拠点にする陶芸作家はユーモラスな動物モチーフが得意。心が緩むオブジェは、多幸感を与えてくれる存在だ。

ブリックバード〈H15〉¥22,000/石原亮太

肥田野優希さんの立体作品

肥田野優希さんの立体作品

吉田裕美佳さん(デザインディレクター)

「マテリアルの面白さに惹かれて購入しました。肥田野さんの作品はさまざまな質感と色の組み合わせ、さらに織り方までバリエーション豊か。表情の深みに驚きました」。織りによるテキスタイルと目が覚めるような発色の染色がなすアートピース。部屋の空気をやわらかくしてくれるようなゆるやかな佇まいが魅力だ。

バスケット〈H27〉¥110,000/Yuki Hidano

YOHEI KIKUCHIさんの作品

YOHEI KIKUCHIさんの作品

古川真由子さん(PR)

「昨年インテリアショップROUND ROBINで開催された展示会『石をみる』で購入。石が遺跡に用いられるように、後世に遺るというテーマで制作されています。自分も今の時代だけ預かっている感覚で愛でています」。シュールさと可愛らしさが共存する石のオブジェで、"ベトン器時代"に思いを馳せて。

THE BETON AGE〈H12.5〉¥40,000/YOHEI KIKUCHI

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