【ソウル旅行】グルメもエステも堪能して、心を潤わせる。金原ひとみさんのおすすめスポット

先日、仕事で初めてソウルを訪れたという金原さん。地元の知人からおすすめされて訪れたレストランやエステに加えて、今後行ってみたいウィッシュリストも教えてもらった。

先日、仕事で初めてソウルを訪れたという金原さん。地元の知人からおすすめされて訪れたレストランやエステに加えて、今後行ってみたいウィッシュリストも教えてもらった。

南大門市場 カルチジョリム横丁 ナンデムンシジャン カルチジョリムコルモッ / 남대문시장 갈치조림골목

南大門市場 カルチジョリム横丁 ナンデムンシジャン カルチジョリムコルモッ / 남대문시장 갈치조림골목
タチウオのやわらかい身と甘辛い味つけがクセになる。辛さを和らげるケランチムなどのおかずがセットに。注文は2人前から(1人前₩14,000)

カルチジョリムを食べるなら、地元の市場へ

南大門市場のメインストリートから路地に入っていくと、太刀魚を甘辛く煮つけた"カルチジョリム"の専門店が集まった一帯にたどり着く。「ローカルな屋台に行ってみたいと話したら、翻訳家のオ・ヨンアさんが教えてくれました。先日渡韓したときに行けなかったので、次回はリベンジしたい」。その中でも、ランチタイムのピーク時には行列ができる人気店「南大門 全州食堂(チョンジュンシッタン)」。朝早くから営業しているため、時間を気にせずに立ち寄れるのも魅力。箸が止まらないおいしさは必食。

南大門市場 カルチジョリム横丁 ナンデムンシジャン カルチジョリムコルモッ / 남대문시장 갈치조림골목
1 イワシや野菜で取っただしでタチウオを煮た家庭料理 2 日本語も書かれた看板が横丁の目印 3 韓国の昔ながらの食堂の雰囲気が味わえる。狭い路地に名店が立ち並び、目移りするほど

南大門

서울특별시 중구 남대문시장길 16-17
16-17, Namdaemunsijang-gil, Jung-gu
電話:なし
最寄駅:4号線会賢駅 
営業:営横丁の営業時間は各店舗異なる。「南大門 全州食堂」は7時~21時30分

HERAエステ ヘラエステ / 헤라에스테

HERAエステ ヘラエステ / 헤라에스테
血行をよくし、老廃物の排出を促すヨモギ蒸しのスペース。「施術翌日は、赤ちゃんのような陶器肌になった感覚でした」 

極上の癒やしと美しさを体感。韓国定番のヨモギ蒸しも!

体内環境を整えて、肌をきれいにすることを目指すエステサロン。リンパマッサージやコルギはもちろん、古くから伝わる韓国の民間療法のヨモギ蒸しも体験できる。「パワフルな院長にすすめられるがまま、一緒に行った女3人でいろいろ体験しました。ヨモギ蒸しをしながら、老いや性について語り合ったこともいい思い出(笑)」。どこからでもアクセスのよい明洞エリアにあるのもうれしい。

HERAエステ ヘラエステ / 헤라에스테
1 日本語での対応もOK。おすすめは160分のお姫様コース(₩300, 000) 2 頭皮から顔、体、足の裏まで全身ケアがかなう

明洞

서울특별시 중구 명동8가길 37 3층
3F, 37, Myeongdong 8ga-gil, Jung-gu
電話:0507−1393−0517
最寄駅:4号線明洞駅 
営業:営10時~20時 無休

ソウルから少し足を延ばすなら... 釜山国際ロックフェスティバル プサングッチェロッペスティボル / 부산국제록페스티벌

釜山国際ロックフェスティバル プサングッチェロッペスティボル / 부산국제록페스티벌
昨年は日本のバンド、ELLEGARDENがヘッドライナー。「今年のラインナップも期待大」とロック好きの金原さん

今年で26回目を迎える韓国最長のロックフェス

「好きな邦ロックのバンドが出演していて、ひそかに気になっていた野外フェス」と金原さんが挙げた、2000年からスタートした大型ロックフェス。会場となるのは芝生が広がる三楽(サムナク)生態公園。激しく体を揺らしたり、横になってライブを鑑賞したりと自由なムードが魅力。「釜山まではソウルから飛行機で約1時間。日本で地方のフェスに行くのとほぼ変わらない感覚で出かけられる」。国内外から音楽好きが集う夏の祭典は、今年9月26日〜28日の3日間で開催が決定している。

釜山

부산광역시 사상구 삼락동 29-46 삼락생태공원
Samnak Ecological Park, 29-46, Sam
nak-dong Sasang-gu Busan
最寄駅:釜山金海軽電鉄掛法ルネシテ駅 
@busanrockfest

金原ひとみプロフィール画像
作家金原ひとみ

かねはら ひとみ●1983年、東京都生まれ。2003年『蛇にピアス』ですばる文学賞を受賞し、デビュー。翌年同作で芥川賞を受賞。その後も『TRIP TRAP』『持たざる者』など話題作を発表。’22年に『ミーツ・ザ・ワールド』で柴田錬三郎賞を受賞。

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