先月の「飲みやすくてヘルシー、シードルはうち飲み派の強~い味方!」に続き、ライター門前の最近のお気に入り、近年クラフトビールの世界で注目を浴びている“サワーエール”を紹介します。
サワーエールとは、酸味のある(=酸っぱい)ビールの総称。野生の酵母を使った伝統的な製法に加えて、比較的容易にサワーエールを造ることができるケトルサワリング(麦汁を煮沸させる前に乳酸菌を添加する方法)という醸造方法がうまれたことにより、生産量が増えて知名度が上がったと言われています。
……というプチ薀蓄はさておき、サワーエールの魅力を大きく3つ挙げますと、ワインのように酸味があって料理と相性がよい/フルーツやハーブなど副材料を使ったものも多く、香りと味わいの幅が広い/アルコール度数が低めで飲み疲れない。なかでも、味わいの幅が広いという点は特筆。1本でじっくり飲みたいものもあれば食事と合わせるのにぴったりなものもあって、楽しむシーンの幅も広いんですよね。サワーエールと一言で括るのがはばかられるほど、味わいも酸味の度合いもさまざま。今回紹介する3本も、それぞれの個性が光るサワーエールたちです。
【うち飲み向上委員会メンバー】
門前直子(もんぜん なおこ)
食べること&飲むことが大好きなフリーランスエディター/ライター。エンゲル係数がやたら高いものの、日々見て見ぬ振り。セレクトショップ「ガリャルダガランテ」から昨年スタートしたライフスタイルライン「カーサ ガリャルダガランテ」では、期間限定で販売するフード&ドリンク(ワインや日本酒、シードルなど)のセレクトを担当。https://www.instagram.com/gkgkmgmg/?hl=ja


