豪華なお取り寄せグルメ&ご褒美ワインでホームパーティ
ライターYOKOMIZO(以下Z)久々の楽しい宴だから贅沢にしたい気分です! でも忙しい師走に、料理は頑張れません(笑)。
エディターAKIYAMA(以下A)ポストコロナはますますお取り寄せグルメが充実していて、頼るのが正解! そこで今回はSPUR.JPでもお馴染みのフーディたちにおすすめペアリングをリサーチ。編集部きってのおいしいもの好き、TARUIも参加し3人でリポートします!
エディターTARUI(以下T)ホリデー気分を盛り上げる、素敵なワインやシャンパンのペアリングもぜひご参考に。クライマックスに恒例の「ベストうち飲み賞」も発表します!
巨匠のナチュラルワインとクリスマス限定ローストチキン【フードコーディネーター菖本幸子さんリコメンド】
Foodie's note
「ジューシーな旨みが詰まった鳥取県産の大山鶏を、オーブンでじっくり焼いたローストチキン。グレービーソースと、付け合わせの温野菜と野菜スティックがセットになった大満足な内容なんです。リュミエール・デ・サンスはちょっとリュクスなご褒美ワインとしておすすめ。フランスナチュラルワインの巨匠が生み出す赤は、なめらかな口当たりに優しい渋み、胡椒や赤いフルーツをイメージさせます」
Z 一羽まるごとで9,500円はだいぶお得ですよね。
A しかも野菜がたっぷり付いていて。野菜そのもののクオリティも信じられない高さ。これがホテルメイドってやつかー!
T これは見た目にも贅沢な宴感が出ていい! チキンのグレービーソースはちょっと甘みがあるんだね。お肉自体がしっとりしていてすごくおいしいから、何もつけなくても十分なくらい。
A 菖本さんがペアリングした赤ワインは2017年のヴィンテージ。 軽やかさもあって、飲み心地が良い〜っ。キレイなベリー色でテーブルがますます華やぎますし!
T これは奮発しても価値あるワインだね。味わい深くて、ローストチキンのふくよかな旨みにぴったり。
A こういうパーティ料理って食べきれなかったらどうすればいいんですか?
T うちでは食べきれないなんてことない(笑)!
Z アメリカの感謝祭で食べるおっきいターキーは次の日のブランチでサンドイッチにしたり、骨はスープを取ったりしますね。
T しかもパレスホテル東京の丸焼きは中に詰め物をしていないから、調理しやすいし。今年はぜひやってみて!
ごちそう感たっぷりの前菜とオレンジワインで乾杯【スタイリスト小川夢乃さんリコメンド】
Foodie's note
「ピアッティの生ハムはフワッフワで本当においしい!! チカプのチーズは全体的にクセが少ないので、子供も大好きです! ホームパーティなら何種類かを用意して。ペアリングは相模屋本店でおすすめしてもらったオレンジワイン。柑橘系の余韻があって、ゆっくり味わいたい。キャンドルが合いそうなイメージなので、ハムとチーズをつまんで飲みながら語り合ったりしたいですね」
A イタリアのオレンジワインうまー!
T めちゃくちゃフルーティだよね。流行りのワインの味がする、おしゃれ!
A エチケットも可愛いし、さりげないのにテーブルがキマるセットだな〜。さすがスタイリストさんチョイス!
Z ちょっと事件です! このシマエナガというチーズとのペアリング食べてみな、飛ぶぞ……!
T 長州力出た(笑)。たしかに、やばい。この口溶けなに!? 中がスフレみたいに軽くて、ホロフワ。これはワインが進んじゃうな〜♡
A ハムの食感、今まで食べてきたものは偽物なんじゃないかと思うほど別次元。塩加減も絶妙で、デイリーに買うものとは格が違うっ。
Z このセットは仕入れ状況によって種類が変わるそうで、今回はハモンセラーノやモルタデッラなど。サラミってこんなに旨味があって、脂身も滑らかだったんですね!
T 普段なら手近なところのものでもいいけど、せっかく皆で集う時だから取り寄せると、またその時間の価値が特別になるよね。
日本の自然派ワインと名物タンシチューの心も温まるディナー【インテリアスタイリスト大谷優依さんリコメンド】
Foodie's note
「上原ミートは本当にどれをとってもおいしい! タンシチューはお肉がホロホロとしていて、バランスがとれたおいしさ。バゲットと一緒にポークリエットを添えれば、満足感のあるディナーになります。タケダワイナリーの自然農法にこだわって造られたワインは、どんなお料理にも相性が良くスルスル飲め、リピ買いしています!」
A 山形発、タケダワイナリーの赤ワイン。ここは以前「ペティアン・ロゼ」も紹介したことがあり、気に入って私もリピ買いしました!
T 果実味を感じる赤だね。
Z ベリーAのワインは葡萄のイキイキ感が強すぎる気がして、個人的には何と食べてもピンとこなかったんです。 でもこれは味が落ち着いていて、食事に合わせやすい! 古木だからこその深み。それはまるでイケおじ俳優のよう……イーサン・ホークってことでいいですか♡
A リッチなすぎないテイストも、イーサンっぽい!って違う(笑)。濃厚なタンシチューにいい感じで合いつつも、フルーティなニュアンスが口をリフレッシュしてくれる。食が進む〜!
Z タンシチューって普段あんまり食べる機会がないから、特別感があっていいですよね。しかも黒毛和牛! 丁寧に煮込まれた柔らかさ、口福です。店頭ではすぐに売れてしまうそう。
T おすすめのリエットは、一般的なリエットよりもすごく滑らかで胡椒が効いていてスパイシー。このスパイシー感とワインの果実味が合う〜!
最高峰冷凍ピザと完売必至ロゼのご機嫌ペアリング【ビューティライターAYANAさんリコメンド】
Foodie's note
「冷凍ピザやデリバリーピザの概念が覆されるおいしさです。余ったら冷凍しておけるので、ストック兼ねて多めのセットをチョイス。抜群の味ですが気取っていなくて、大人も子どもも大満足のはず。ピッズィカンテのロゼは、チャーミングな甘酸っぱさが快活で、カジュアルさと色気を併せ持つワインだと思います。濃厚な味のピザと微発泡ロゼ、いくらでもいける組み合わせです!」
Z まずはマルゲリータをいただきます! 生地はフォカッチャみたいにふわもちサクサク、具はフレッシュでジューシー! AYANAさんのコメントまんまですが冷凍ピザの概念が変わりました、たった今。
A オーブントースターで焼いて作れちゃうなんて。このレベルはレストランでもなかなか出合えないよ!
T こういうハイクオリティの冷凍ピザがあると、お子さんがいたり、なかなか出掛けられなかったりする人は救われるよね。家だったらゆっくり飲めるし。
Z 5種のチーズのピザも、んま〜い!! チーズもとろとろ、蜂蜜かけた背徳の味わいが最高なやつです!
T 食べた後も胃が重たくないし、素材もいいんだろうね。このピザはギフトにもしたいな。
A そしてペアリングのワイン、ピッズィカンテの白を飲んだことがあるんですけど、本当に人気ですぐ売れちゃうらしい。ロゼはもちろん、白も赤も見つけたらラッキー、即買いですよー!
T ロゼのピリッ&シュワっとした味わいがピザをさらにおいしく感じさせるね。
Z ほのかなストロベリーのようなニュアンス、ピチピチしていて大好きな味です!
京割烹の薬膳鍋と一流のシャンパンで和モダンな宵【oeauデザイナー高田佳代子さんリコメンド】
Foodie's note
「じき宮ざわの鍋は、おいしい上に箱を開けたときにワッと皆が驚くほど華やかで美しいので、ホリデーご飯やギフトにも喜ばれます。熱々の鍋をつつきながらホリデー気分を盛り上げるキンキンに冷えたシャンパンで乾杯したら、一年の疲れも吹っ飛んじゃう! また年末年始は暴飲暴食で胃腸も疲れているので、薬膳鍋でリセットしても。シャルドネ100%のシャンパンはすっきりとした爽やかさで魚介や和食によく合います」
T 年末やお正月なら奮発してフグを食べたくなるけれど、穴子と金目鯛のこちらのお鍋もいいよね! 山椒のきいたつみれも上品でおいしい〜。京都の割烹で薬膳鍋っていうのもシャレてるし。
A まずはスープを一口、お・い・し・い!
Z 声が響いて、力強くなってる(笑)! 薬膳パワーが早くも!?
T 薬膳と言いながらクセや尖っているところはゼロで、滋味深い味。出汁って最強だよね。好きな人にはすっごくおいしいけど、こういう味は苦手な人は一定数いるものだから、注文時にスープを変えられるという気遣いも素晴らしい!
A お鍋の食材に使われている明石名物、伝助穴子は初めていただきます。普通のアナゴより少し大きく、ハモみたいに骨切りする必要があるんですけど、独特の歯応えがまた良い!
T 世界的に有名なロスチャイルド家のシャンパンは、3年間熟成させた後に最高のシャルドネをブレンドした、ホリデーにぴったりの華やかな1本。後味にグレープフルーツを感じる飲み口だから食前酒にして、その後はハイボールもいいね! あとね、シャンパンには苺より薬膳鍋が断然合うことをお伝えしたい(笑)!
Z 映画『プリティ・ウーマン』のアレですね(笑)。ジャグジーで苺&シャンパンを現世で体験できなかったことに未練はありません、お鍋と楽しみます!
【うち飲み向上委員会メンバー】
エディターTARUI
クリスマスや年末年始を迎えるホリデーシーズン、大人たちの楽しみは、その夜に何を食べ、何を飲むか。いつもより少し贅沢なお取り寄せは最高のご褒美です!今年は定番のチーズ&生ハムを奮発する予定。
ライターYOKOMIZO
おいしいお酒とごはんのためなら、高い海外輸送費も厭わず即ポチ。今年こそ正月太りをしない! と心に誓いながら、久々の忘年会気分に舞い上がり、ブラックフライデーに買ったワインの本数とレストランの予約件数はすでにカロリーオーバー。
エディターAKIYAMA
今年は我が家の愛猫2匹&愛モモンガ1匹と一緒に、豪華なお取り寄せグルメを満喫する予定(もちろん彼らのごはんも奮発します!!)。今回紹介した中から何をセレクトするか真剣に検討している時間も楽しい〜。忙しい師走を駆け抜けて、早くホリデーを楽しみたい!
2022年ホリデー特集はこちらから!