『ゴールデンカムイ』 #萬波ユカの「 まんなみずむ 」 23

ゴールデンカムイは日露戦争に参加し重軽傷を負いながらも決して死なない、「不死身の杉元」と呼ばれた、旧日本兵の杉元がアイヌの少女アシリパととも に、アイヌの隠し財産である金塊を探し求める話。
その金塊のありかを示した地図があるのですが、それが刺青として彫られた囚人の人皮。略して「刺青人皮」。これが残酷なことに、殺して開いて繋ぎ合わせないと地図にならない仕様。さて、刺青人皮を探す旅が始まる。
なんともテンポがいい。アシリパさんと杉元の掛け合いが秀逸。なんとなく間の 抜けた杉元なのですが、いざ戦闘となると「不死身の杉元」の名に相応しい動きをしてくれます。カッコイイ！ アイヌの狩猟の方法や教え、文化、料理の方法なども詳しく知ることができます。狩猟が成功する度にアシリパさんが調理したわりとグロテスクな料理を杉元がなんやかんや言いながら食べるシーンが楽しみで楽しみで。。最近一番ハマった漫画です。

『ゴールデンカムイ』 野田サトル／集英社 日露戦争にて「不死身の杉元」の異名をとった杉元佐一は、戦死した親友の妻の眼病を治す大金を得るため、北海道で砂金取りをしていた。ある日、アイヌたちが残した金塊と、そのありかが囚人たちの入れ墨で示されているという噂を耳にする。その金塊を追い求めることにした杉元は、道中ヒグマに襲われたところを、アイヌの少女アシリパに助けられる。彼女も金塊と因縁があることを知り、協力を要請。ともに金塊探しのサバイバルバトルを切り抜けていく。

まんなみず名言チョイス

うそ。。なにこれ。。想像を超えてる こんな死に方。。最高だッ！