ROMANCE
人気画家、ヒグチユウコがGUCCIとコラボレートして描き下ろしたカバーは永久保存版! 本誌でもそのアートワークをフィーチャーしたファッション特集を展開し、ユニークなインタビューも必読です。加えてジェムカラーの服、心ときめくドレスなど夢あるモードに包まれた12月号。さらに注目すべきはフィギュアスケート界の王子ネイサン・チェン! なんと日本の女性誌には初登場です。韓国通の食の聖地・釜山のディープなガイド、ホームパーティのアイデア集などアクティブな秋を満喫するために欠かせない一冊です!
ARTWORK:YUKO HIGUCHI COSTUME:GUCCI
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ジェムカラーに恋をして
この冬は、いつになく「色」が街に溢れそう。それも、エメラルドの緑、ルビーのレッド、アメシストのパープル、シトリンの黄色といった、鮮やかな宝石のカラーが主役です。そんな「ジェムカラー」に彩られた服を、今シーズンのムードたっぷりに着こなすには? 強い色の掛け合わせでも決してポップに転ばない。大人の女性が素敵に見える、モダンかつロマンティックなスタイリングを提案します。
不思議な魅力にあふれる島で(編集I)
今回ジェムカラーの撮影を行ったのは長崎県の五島列島に位置する野崎島という島です。現在無人島となっていますが、江戸時代(1700年代頃)から小さな集落に、潜状キリシタンの人々が暮らしていました。しかし徐々に人口が減っていき、90年代にはついに無人島に。以来、一人の管理人がこの島の自然を保護しています。
透明度の高いアクアマリンブルーの海、力強い木々、オレンジ色の花畑、野生の鹿……10時間もの長旅を終えて島へ降り立った瞬間、スタッフ一同その雄大な自然に圧倒されてしまいました。島全体が、神秘的な雰囲気に包まれているんです。島を歩いていると、不思議と「撮影をさせていただきます」という気持ちに。
こちらの写真は本誌には掲載できなかったアザーカット。地元の方が「サバンナ」と呼ぶ赤土のフィールドです。どこまでも果てなく続く広大な景色に、ヴァレンティノの赤いドレスがよく映えます。
また、なんといってもこの島の魅力は、1908年に鉄川与助によって建築された旧野首教会。厳しい禁教の時代を生き抜いた17世帯の信者の人々が、貧しい暮らしを続けてなんとか費用を捻出。やっとの思いで建てたレンガ造りの教会です。今回この島を撮影に選んだのは、この教会の荘厳というよりはどこか可愛らしさを感じさせるステンドグラスが、「ジェムカラー」のストーリーにとてもマッチすると考えたからです。今は教会としては使用されておらず、重要文化財に選定されています。今回は、特別に(ファッション撮影としてははじめて!)撮影を許可していただきました。どんな写真になったかを、ぜひ誌面にてご覧ください。
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セシリー・バーンセンの「GIRL」な秘密が知りたい!
今年、“LVMHプライズ2017”の最終選考に残ったことで、世界から注目を集めるデンマーク発の若手デザイナー、セシリー・バーンセンを知っていますか? ガーリーでイノセント。でも強さがある彼女のスタイルは、まさにSPUR的女性像とマッチします。彼女のクリエーションの秘密をいち早く探るべく、コペンハーゲンで新作から彼女の行きつけまで、徹底取材を敢行しました。
セシリーの「かわいい」を大解剖(編集T)
今月号でフィーチャーしたセシリー・バーンセンは、以前に編集Kがスモール・グッド・シングスで熱視線を送っていることを書くなど、編集部からの注目度も高かった新進ブランド。2017年のLVMHプライズにノミネートされ、世界的にも話題になり始めたので、「こんなにSPURらしい“かわいい”を体現しているブランドは、いち早く取材せねば!」と、2018S/Sコレクションをコペンハーゲンファッションウィークで発表したタイミングで独占取材をすることに。新作についてはもちろん、彼女の頭の中にあるスタイルアイコンやインスピレーションソースなど、“かわいい”の源に迫りました。実際に取材した彼女は、繊細で、ロマンティックなものを愛し、それでいてサステナビリティにも目を向けた芯の通った女性。一人でも多くのモードマニアに知ってもらいたいデザイナーです!
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「ニュー・クラシック」はこんなに可愛い
オーバーコートやカーディガン、台形スカートなど、紳士淑女的なブルジョワ風アイテムが新鮮に映る今シーズン。オーソドックスでありながら、素材やカラーリング、ちょっとしたデザインで旬なムードにアップデートされています。定番の形だからこそレイヤリングも楽しめる「ニュー・クラシック」なスタイルで、移りゆく季節をフェミニンに彩りませんか。
カーディガンの当たり年!(編集K)
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密着! “ユニバーサル・ガーリー ”スナップ
9月に行われた’18年春夏NYコレクション。新しいモードが生まれる瞬間には、新時代のモデルたちがそこにいます。そこで今回は、フレッシュな3人のモデルをコレクション中に密着取材し、彼女たちの私服をスナップ! ヴィンテージライク、アスレジャー、バガボンド風男前スタイルなど、三者三様の個性が光ります。さらに、若手キャスティングディレクターによる、モデル分析も必読です!
今季ブレイクしたのは、英国出身のハンナ!(編集K)
NYをベースに活躍しているキャスティングディレクターのバートが、SPURだけに教えてくれた、ネクストイットモデル8人。その中でもとびきりガーリーで愛らしい性格のハンナに一目惚れ! カルバン クライン、マーク ジェイコブス、バーバリー、プラダ、ディオール、ルイ・ヴィトンなど各都市のビッグメゾンには必ずキャストされていたのですが、私服はいつも同じスキニーデニム姿というのが初々しくて応援したくなります。みなさん、ハンナ・モトラー、覚えておいてくださいね。今後もっと活躍するはずです!
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2018年、本気で選ぶ春財布
新しい年が来るのに合わせて、財布を新調するという人も多いはず。ミニバッグの流行によりじわじわと勢力を伸ばしつつある「まめ財布」、スマートで安心感のある「長財布」、ひとつで出かけられる「ウォレットバッグ」にさらなる小荷物派のための「コインケース」まで。カードスロットの数から色バリエまで、真剣に調査しました!
地味……!? だけど本当に役に立ちますよ!(編集O)
編集会議で「とにかく超・超・超実用的にやりたいんです!」と訴えて始まったこの企画。「この特集を通して、自分の次の財布も見つけよう」という隠れた意気込みもありつつ、撮影に臨みました。今回の売りは、新作の中からおすすめの財布を選りすぐった上に、内部がわかるサブカットも掲載しているということ。さらに、サイズのみならず、カードスロットの数や色・柄のバリエーションまでひとつひとつご紹介しているのです! 美しいファッションストーリーのページと比べると、ビジュアルはやや地味ではありますが、お財布を探している人に向けてほしい情報がぎゅぎゅっと詰まった内容になっていると自負しております。新年に向け財布を探している人はぜひチェックしてみてくださいね。
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冬の主役は“アフォーダブル・アクセサリー”
ますます増えている、アーティスティックな存在感のアクセサリー。身に着けるだけで装いの空気を変えてくれるアイテムこそ、たくさん買い揃えたい。そんな願いをかなえるべく“アフォーダブル(手の届く)”な価格に絞って、耳飾りやネックレス、バングルをたくさん集めました! 気鋭のブランドや、今再び注目したいケネス・ジェイレーンのコスチューム・ジュエリーなど、多彩な内容でお届けします。
今夏デビューのブランドに注目!(編集S)
10万円以下に絞って素敵なアクセサリーをたくさん紹介する! というこの企画。いまSPURが推したいブランドとして大きく取り上げたのが「8uede(スウェード)」。今年7月にデビューしたばかりのブランドです。こちらのピアスをはじめ、自然や民族、古来の道具などから着想を得たアイテムはどれも洗練されていて、まさに今の気分! 思わず自分も買う目線で吟味してしまいました。ぜひ実物を手に取っていただきたいです。
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食いしん坊は釜山を目指す
今、食いしん坊のあいだで話題のデスティネーションは韓国第二の都市、釜山。港町ならではの新鮮な海の幸は必食で、ワタリガニの醤油漬けやウニ丼など、とっておきの一皿を紹介します。他にも名物はホルモン、デジクッパ、ネギチヂミ、ミル麺など釜山グルメは尽きることを知りません。近頃は歴史的な建築をリノベーションしたカフェも登場。人気急上昇中のモデル、パク・ユリと巡ります。
食欲が止まらない、魅惑の釜山グルメ(編集W)
「美味しいものがありすぎて、一度の滞在では食べ尽くせない!」と嘆くのは、今回、釜山グルメを渾身のレポートで紹介してくれたライターの桂まりさん。食の宝庫を満喫すべく、肉料理の取材の合間にもトッポッキをぺろり。釜山のトッポッキは餅が太いのが特徴で、写真は釜山のトッポッキの双璧といわれるタリチッのもの。そして双璧のもうひとつの名店は、ぜひ誌面でチェックしてくださいね。
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Fantasy on Face
スペシャルな何かが起こりそう、と期待に胸が高鳴るシーズン。メイクアップも、ファンタジック&モードに遊びたい。そんな気持ちを形にしたのが本特集です。モトーラ世理奈さんをモデルに迎え儚い夢を表現したメイクアップ特集と、10人のビューティマニアによるイチオシのホリデープロダクツを紹介する特集の2部構成でお届けします。
キラキラしたものに囲まれるって幸せ(編集M)
今回の撮影では、あらゆるブランドの限定プロダクツがスタジオに集結。実は写真に写っているのはごく一部で、この2倍ほどの製品のなかから、メイクアップアーティストのUDAさんが選び抜いたアイテムでメイクアップをしてくれました。今年はキラキラした製品がもともと多いのですが、フェスティブシーズンとあって、その輝きは5割増し。長時間スタジオにこもっての撮影でしたが、スペシャルなきらめきに癒やされて無事に終了することができました。
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ビューティ・ギークの熱血美容カウントダウン
12月号発売日の10月23日から、クリスマスまで残されているのは8週間。この期間をフルに使って、徹底的に綺麗になってしまおうというのがこの企画。美容大好きビューティ・ギークが1週間ごとにテーマを立てて、あらゆる手段で美を磨きます。たとえば1週目は肌の大掃除、2週目は小顔というように。最新美容テクニックが詰まっています。早速実践して目指せ、自分史上最高の美女!
海外でも人気のあのテクニックが…(編集I)
今回の撮影で、なかでもスタッフの目を引いたのは、ジバンシイの「ランタンポレル マルチマスク キット」。一度に複数のマスクを使う「マルチマスキング」は、海外でじわじわ流行中。耳掛けシートマスクでフェイスラインを引き上げ、おでこと頬にクリームマスクで艶と輝きを与えます。まさにコントゥアリングをスキンケアで! のすぐれもの。ほかにも目から鱗の美容ツールが盛りだくさんです!
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イッツ・ア・ホムパワールド!
「今年こそ、ホームパーティ上手になりたい!」 そんな願いをかなえるべく、SPURではあの手この手で達人への道をリサーチ。著名人のホームパーティをのぞき見したり、料理家の先生にレシピを教わったり、人気のケータラーに美味しいメニューを提案してもらったり、インスタグラムで人気の「ホムパ上手」さんの鉄板レシピを調査したり。今週末の集まりのヒントが、あちこちに隠れているはずです。
アーティストとアイドルの「ホムパ」に潜入!(編集O)
この特集は、「誰かの“ホムパ”に潜入したいな~」と思い、いろいろとリサーチしていたときに飛び込んできたのが「土岐麻子さんと夢眠ねむちゃんがプライベートで仲良しで、よく遊んでるらしい」という情報。ミュージシャンとアイドル、しかも年齢も少し離れているので最初はびっくりしたのですが、おふたりが一緒に登場してくれたらうれしいなと思い、思い切ってオファー。幸いにも快諾していただき、誌上での「ホムパ」中継となりました! 今回の主役は、夢眠ねむちゃんこだわりのタコ焼き。具材一式をわざわざご実家より取り寄せてくれたねむちゃん。焼く手つきも堂に入ってましたよ。ちなみにこれが、ねむちゃんが実際に焼いてくれたタコ焼きです!