photography: Kiyoe Ozawa 8月23日に発売するSPUR10月号通常版にて、ファッション雑誌では初となるカバーに登場を果たした、俳優の河合優実さん。ドラマ「17才の帝国」や映画『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』、そして『PLAN 75』への出演も記憶に新しく、編集部の企画会議でも注目している存在としてたびたびお名前が話題に上っていたんです(そして「この作品気になるな〜」と思っていると、キャストには高確率で河合さんのお名前が……という現象も度々起こっていました)。人物像を繊細に描き出す、絶妙なニュアンスの表現力、それでいて作品世界のなかでつい目が惹きつけられてしまう存在感……。その不思議な強さには多くの方の同意が得られるのでは、と思うのですが、“シック”をテーマとしたこの号に、念願かなって出演いただくことができました! 撮影当日、スタジオに現れた河合さんは柔らかな佇まいが印象的。早速フィッティングをしたのですが、どのルックもとてもお似合いになり、驚くほどしっくり馴染んでいました。今回少し強い眼差しを引き立てるように仕上げたアイメイクアップもモードな雰囲気で素敵。シャッターに合わせて少しずつ異なるムードを体現してくださり、モニターに映るたびにスタッフからも「おお!」という歓声が上がりました。本誌では合計で5ルックを着ていただいたので、ぜひお楽しみに。 インタビューでは映画『PLAN 75』での倍賞千恵子さんとのエピソードや、大人計画の舞台「ドライブイン カリフォルニア」に出演した際の話のほか、パーソナルな頭の中を語ってくれています。こちらでは、本誌には掲載しきれなかったファッションの話を。基本は古着が好きで、セレクトショップを覗いたりすることもあります、という河合さん。当日私服で履いていたのはとろりとした落ち感のある、ベージュのSUNSEAのパンツ。日本画調のイラストレーションが配されているチャーミングなデザインに、思わずどこのですか!と前のめりに尋ねてしまいました。「モノトーンが多いのですが、時期によって目に留まる色が変わるんです。最近は緑と茶色がすごく気になります。洋服は、仕事などで地方に訪れたときにはつい買ってしまいますね。東京よりも、そういったタイミングの方がそこでしか出合えないかも、というストーリー込みでときめいてしまうんです」と、お買い物の流儀を教えてくれました。 まだまだ公開作も続き、9月9日からは川村元気さん監督作品の『百花』、そして秋には平野啓一郎さんによる長編小説を原作とした『ある男』など、期待が高まります。軽やかなスタンスで躍進を続ける次世代のホープとモードのコラボレーション、ぜひ本誌でチェックしてください! \ SPUR 10月号の購入はこちらから! / Amazonで購入する セブンネットショッピングで購入する タワーオンラインで購入する 楽天ブックスで購入する SPUR10月号 試し読み SPUR 2022 October 定番をシックに着る方法 2022年10月号を試し読み 2022年10月号を試し読み 2022年10月号のこぼれ話はこちら 2022年10月号のこぼれ話はこちら 2022年10月号を試し読み 2022年10月号を試し読み 2022年10月号のこぼれ話はこちら 2022年10月号のこぼれ話はこちら