ただ、ものを贈り合うだけではなく、どんな想いで選んだのかを語り合えるとうれしさは倍増。より大切なギフトになる。母娘をつなぐものから、自分へのご褒美まで。プロがもらってうれしいクラフトや、花束とケーキ。一年間の感謝を込めたクチコミ日用品など。あの人へのプレゼントの参考に!
ここではSPUR1月号から一部の内容をいち早くお届け。
母と娘をつなぐギフト
母から娘へ、その娘が母になったとき、また娘へ……。次の世代へ受け継いでいけるギフトは、流行に左右されないモードな名品を
記念日にとらわれない〝日常で活躍する〟ギフトを
青山でショップを営む山瀬公子さんとアーティストのまゆみさん母娘。思い出の品は偶然にも、「コム デ ギャルソン」のバッグ。
公子さん(以下、K) 服も小物も、個性的なヴィンテージやカラフルでユニークな形ばかり。そんな私のワードローブに加わった、初めての黒いバッグです。不可欠なものがきっちり収まるサイズ感、カジュアルな装いでもモードに寄せてくれる存在感に惹かれ、娘のまゆみにもプレゼントしました。
まゆみさん(以下、M) 高校生の頃、母に同ブランドのピーコートを買ってもらって、今でも愛用しています。先鋭的でありながら、オーセンティック。母からもらったバッグも同じく、どんなシーンにもなじみ、着こなしが締まる。コンパクトゆえ財布や携帯電話、ハンカチ、リップ……精鋭を携え、身軽に出かけられるのも魅力です。母には、私が自らペイントを手がけたメッセージ入りバッグをプレゼント。今では定番化し、一般販売しているものです。
K 自分の作品が商品として完成すると、記念にプレゼントしてくれるのですが、このバッグは機能的でありつつ持つだけで普段のスタイルにちょっとした違和感が生まれるところがいい。
M 私がイギリスに留学していた頃から、誕生日にはメッセージを添えたポストカードとギフトを贈り合っていましたが、最近はバッグだったりチョコレートだったり、食事だったりと、限りなく自由なセレクトです。
K 今日もニューヨークで買ったまゆみに似合いそうな服、持ってきたの。
M と、こんなふう(笑)。生活の中で無理なく、活用できるものをお互いに贈り合うことが多いですね。
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