「これ、買う意味ある?」への「Yes!」
新生バレンシアガの全貌を明らかにする特集とともに撮影した、今回のカバー。デムナ・ヴァザリアのいちばんのお気に入りだというファーストルックは、張り出した構築的な腰回りのデザインが特徴的。伝統的なクチュールのテクニックを駆使した、優雅でエクストリームなシルエットが今季を象徴するデザインです。モデルはデンマーク出身のイナ。明るいストロベリー色の髪とアイラッシュが魅力的なライジングスターです。構築美が際立つルックとイナのもつフレッシュな空気感との化学反応に、ぜひ注目してみてください。日本滞在中に誕生日を迎えたばかりの弱冠16歳の彼女は、ヴィンテージやハイブランドのアイテムを抜群のバランス感覚で身につけるモード上級者でもありました。
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STYLING:FUSAE HAMADA
HAIR:TAKU〈CUTTERS〉
MAKE-UP:MASAYO TSUDA 〈MOD'S HAIR〉
MODEL:INA
SET DESIGN:CHIHIRO MATSUMOTO〈R.MOND〉
COSTUME:BALENCIAGA
訂正のお知らせ
SPUR10月号P.283に掲載しております製品に価格変更がありました。トップス¥12,000/アナザーエディション ルミネエスト新宿店 (アナザーエディション) の変更後の価格は¥13,000になります。
秘密のCAFÉ SOCIETYへようこそ
「カフェ・ソサエティ」を知っていますか? ウディ・アレンの新作映画タイトルでもありますが、一般的には上流階級が集まるナイトクラブの常連を指します。心からファッションを愛するエリートだけが集まる場所があったなら……そんな妄想を膨らませたのが巻頭のストーリー。今季のトレンドを自分らしくまとった着道楽たちに負けじと、秋冬のモードを楽しみましょう!
バレンシアガ、リアルクチュールのすべて
デムナ・ヴァザリアによるバレンシアガのファーストコレクションは、発表されるなり心を鷲掴みにされた人も多いはず。このコレクションの撮りおろしによるブランド特集が、日本のモード誌ではSPUR独占で実現しました! 最終ページのランウェイルックと合わせて見れば、日本で買えるルックを全網羅。モードマニア必見の渾身の特集です!
決めた。このコートと一生
冬のワードローブ予算の大半を投入するコート。高額アイテムだからこそ、ひと目見たときのトキメキと、「これなら一生着られる!」という確信を大切にして決断したいですね。トレンド感、着やすさ、クオリティ、価格。選ぶ理由はいろいろあるけれど、プロが心動かされた本命コートなら間違いなし。コートから秋冬のスタイリングをスタート!
モデルたちの“キャラ勝ち”スナップ速報
2016-‘17秋冬オートクチュールと2017春夏メンズコレクションのオフランウェイ にて、今季もモデル&エディターをキャッチ! 珠玉のスナップフォトから特に 目を惹いたのは、着る者の個性で勝負する、アクの強いスタイリング。キャラクターを活かして「ギリギリ」の境界線を果敢に攻める彼女たちの装いに、ファッ ションの愉しみと今のムードがぎゅっとつまっています。
ネッカチーフ主任がやってくる
「毎日見かけるあの人、いつも着こなしが素敵」とよくよく観察してみたら、決め手はスカーフにありました。そこで密かにつけた呼び名が「ネッカチーフ主任」。難しいことはありません。彼女のさり気ない巻き方を参考に、この秋は、スカーフを日常のコーディネートに取り入れてみては。スタイリングの可能性がより広がるはずです。
可愛いジュエリーには棘がある
最近トレンドなのが、直線的なラインやスタッズのように尖ったディテールからなるジュエリー。一見コワモテですが、まとうと女性らしさを強調してくれると評判です。そんなジュエリーと、最近話題のハリネズミに共通点を見出したのがこの企画。「とんがってるのに癒される」、かつてない共演を楽しみながら、お目当ての一品を探してください。
「裏青山」はなぜ熱い?
なぜ、おしゃれな人は裏青山で買い物をするのか? 今再び盛り上がりを見せるこのエリアの魅力に迫るべく、SPURはこの地に店舗を構えるセレクトショップの関係者に徹底取材を敢行。SUPER A MARKETのショップスタッフに聞くスペシャルな接客の極意、L'ECHOPPEのバイヤーが語るここでしか出合えない買い付け品の裏話、CITY SHOPディレクターに聞くファッションと食の結びつきなど、読み応えたっぷりでお届けします。
人生が変わる靴166
「よい靴が、あなたをよい場所に連れて行ってくれる」とは、もはや使い古された言葉ではあるけれど、ひと目見た瞬間に、あるいはそっと足を通した瞬間に、 自分の立っている場所さえも変わるような靴というのは必ずあると思います。新しい季節、人生が変わるような美しい靴だけを166足ラインナップ。あなただけの「秋の一足」が、必ず見つかります。
女性フォトグラファーが見つめる、その先へ
昨秋公開された映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』、現在三菱一号館美術館で開催中の『ジュリア・マーガレット・キャメロン展』など、今、改めて女性フォトグラファーの作品に注目が集まっています。女性フォトグラファーは、いつの時代も、新しい表現を模索していたのではないか? そんな思いのもと、過去から現在まで、どのように写真の新潮流を生み出してきたのかを特集しています。
”Lady to go”な東京BARガイド
「バーは紳士の嗜み」であった時代を経て、今や女性が一人でバーに訪れること も珍しくありません。少しだけドレスアップして非日常感を味わうでも、物思いにふけるでも、マスターとの会話に興じるでもよし、その楽しみ方は自由です。 自信をもっておすすめしたいとっておきの12軒に加え、マナーなど気になるアレ コレについてのQ&Aも必見です。