国民的ヒロインが、SPUR6月号にモードな装いで登場です!
ご本人のこだわりが反映された扉ページから見逃せません。ヴァレンティノの赤いドレスで即興ダンスを、というやや無茶ぶりなリクエストを快く受けてくださいました。
はじめはヒールパンプスを履いていましたが、コロンと脱ぎ捨てて動きもよりのびやかに。その自由で軽やかな姿には一同、ため息が漏れました。
編集部スタッフはどのカットも素敵で迷いましたが、真央さんのおすすめは本誌扉に採用されたカット。真央さんの「体のポジション」に対するストイックな美学を、改めて感じました。
さて、浅田真央さんに出ていただくにあたり、ファッション誌のさがで「あのメゾンのあのルックを着てもらいたい!」という妄想が膨らむばかり。真央さんの衣装写真と、ランウェイのルックをつき合わせたスタッフ打ち合わせは最高潮に盛り上がったのでした。当日の真央さんのチョイスはこれまた明確で、何事に対してもビジョンがしっかりある方とお見受けしました。
ちなみに上の写真はグッチを着た真央さんのオフショット。なごやかなムードの中、自然体の真央さんを捉えた誌面をぜひご覧ください。
photography:Osamu Yokonami
ビジュアルとともに見逃せないのが、充実した内容のインタビュー。スケート人生や「浅田真央サンクスツアー」にかける思い、そしてフォトエッセイ「また、この場所で」について。
こちらは、スケートとあらためて向き合う覚悟や子どもたちへのメッセージが、まっすぐな言葉で書かれています。川島小鳥さんが川俣町山木屋の天然スケート場「田んぼリンク」や大須商店街などで撮影した、ぴかぴかの素顔が眩しい。あたらしい真央さんを感じます。5月2日発売です。
(定価1,100円/集英社)