お召しになっている服もですが(メガネはトム・フォードです!)インタビューの内容もどこまでもスタイリッシュ。松本さんの書く歌詞には印象的なファッションアイテムがしばしば登場しますが、「ルビーの指環」に出てくる”ベージュのコート”に話が及ぶと「これは不変になったね。僕はトレンチ派ですけど、カシミアのコートでもいいですし……」と軽妙な答えが返ってきます。
「僕の歌詞はジェンダレスでエイジレス。可愛い女の子の歌詞を、渋い男が歌ってもサマになるんですよ」。今世の中で叫ばれている「ボーダーレス」をずっと昔からサラリと取り入れていた、松本隆さんの類まれなる才能に迫ったインタビューをお見逃しなく!