母と娘。友人のようであったり、リスペクトし合う存在でもあったり。複雑で、ひとくくりにはできない関係性を「服」を通して探っていく本企画「母と娘のワードローブ・リレー」。母のアイテムを娘が、娘のアイテムを母が、お互いに交換したり、引き継いだり。その撮影カットとあわせて、ファッションにまつわる話もじっくりと聞きました。取材させていただいたうちのひとり、女優の福地桃子さんの誌面未公開のアザーカットを特別に公開します!
母・福地公美さんのエルメスのコートをまとった桃子さん。なんと20年以上も着続けているそうなのですが、まったくその年月を感じさせないほどコンディションがいい一着です。取材では「上質なものを、気軽に貸してくれることがありがたい」と、母との関係性や思いを語ってくれました(ちなみにこの撮影時、桃子さんのあまりの可愛らしさと透明感にスタッフ全員が悶絶状態でした……!ということもお伝えしておきます)。
友人のように名前で呼び合い、誌面からも仲の良さが伝わる元・少女隊の藍田美豊さん、モデルの入夏さん。ロンドンと東京で、はじめて離れて暮らすアーティストの花代さんと、モデルの点子さん。そして、女優・五十嵐淳子さんとシェアした、モデルの中村里砂さん。上記の方々に今回ご出演いただいています。服も関係性も、ひとつとして同じものはありません。その面白さをひしひしと感じる取材でした。ぜひそれぞれのエピソードを誌面でご覧ください!