SPUR11月号の「1989年のティーンエイジ・ドリーム」というテーマを受けて、まず思い浮かんだのはビタースウィートな映画風のストーリー。明るくて朗らかな女の子と、ちょっぴりひねくれ者の女の子。性格も見た目も正反対だけど仲良しのふたり。だけどそこにひとりの男の子が登場し、バランスが崩れはじめ……あるあるストーリーを、1989年のエッセンスを加えたモードで表現してみました。
随所に80年代の小ネタを入れてくれたのはスタイリストの飯田珠緒さん。あるカットの男の子の足元はアディダスの「スーパースター80s」。「やっぱりここはこうでしょ！」とRUN-DMCばりに靴ヒモなしで履かせてくれました。あの頃、自宅にあったようなピンクの電話など、細部にも注目してみてください！
