photography:Takako Noel
ちょっと異色の顔合わせが実現しました! フィギュアスケーターのステファン・ランビエールさんと小説家の金原ひとみさん。スイスでステファンさんのアイスショーを見たのがきっかけでいつか詳しく話を聞いてみたいと思っていた金原さん。スポーツの枠を超えたステファンさんのフィギュアスケートの本質を引き出してくれました! ちなみに取材当日は大雨。撮影のタイミングで奇跡的に雨が上がり、屋上にてシューティング。濡れてツヤッと煌めく地面を見て、ステファン先生は「まるでスケートのリンクみたいだね」とひとこと。どんなときでもアーティスティックな感性で詩的な言葉を紡ぎ出すステファンさんに、一同感嘆しきり! すべての人を包み込むような魅力が垣間見える対談となっております。
こちらの対談を含むSPUR4月号の特集は題して「2018-'19シーズンは小説のように味わい深い 『読む』フィギュアスケート」。まずはシーズン最後の「世界フィギュア選手権」を能登直さんの写真、および折山淑美さんのコラムで俯瞰します。さらに日本フィギュア界のキーパーソンである若きスケーターふたり、友野一希さんと島田高志郎さんにインタビュー! 何気ないエピソードにおふたりの今後の活躍の鍵があると感じた編集部はちょっと細かいアプローチも。本企画のフィナーレ、ステファンさんに寄せた金原ひとみさんのエッセイは本当に美しいので、皆さまにぜひご一読いただきたいです。
”読むところが多い”フィギュア特集ですが、読めば読むほどじわじわと「フィギュアスケートって素敵だな!」と感じる内容になっております。シーズン最後の締めくくりにぜひ!
追記:今月号より、フモフモ編集長による隔月連載「フィギュ活」がスタートします! こちらもあわせてご覧ください。フモフモ編集長のコラムは偶数月号に掲載、ちなみに奇数月号の連載もフィギュアにまつわるコラムになります! また追ってお知らせしますので、そちらもお楽しみに!