SPUR11月号の「生理について語るときがきた・後編」では、前月の前編に引き続き、生理について、その未来について考えています。今回、様々な立場の方に「生理のこれからについて」というテーマでお話を伺ったのですが、面白かったのが歴史社会学者の田中ひかる先生のお話。生理用品の歴史に関して研究をおこなっている田中さんによると、今、日本ではまさに3回目のエポックメイキングなタイミングなのだとか。著書『生理用品の社会史』の中で、過去2回の「革命」について、詳しく書かれています。女性があたりまえに声をあげることができるようになってきて、まさに「生理について語れるときがきた」2019年。過去の歴史について学ぶのも、生理の未来について考えるにあたり重要なことだと思っています。ちなみに、田中先生の著書「月経と犯罪」もなかなかにインパクトあるタイトルですが、学術的にいろいろと興味深いことが記されており、とっても面白いですよ!
2019.09.19
2019年の今が「第三次生理革命」だって、知っていましたか?(編集O)
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