アニマル・フレンドリーな素材と、体をソフトに包む着心地、手が届くプライスレンジ。3つのカテゴリーの‟やさしさ”をかなえる、冬本番のためのアウターがここに。
いきものにやさしい
もはやエコファーはモードのスタンダードに。軽くて手入れもしやすく、豊富なデザインがラインナップ。
(左)美しいバーガンディブラウンの‟ファー フリー ファー”は、光沢のある長く美しい毛足が特徴。襟と身頃合わせに用いられたヴィーガンレザーで、マスキュリンな表情を加えて。レザー風ジャンプスーツと、モダンに着こなしたい。
コート¥259,000/ステラ マッカートニーカスタマーサービス(ステラ マッカートニー)03-4579-6139 ジャンプスーツ¥110,000/UNIT&GUEST(ティビ)バレエシューズ¥23,000/ドゥロワー 青山店(オペラ ナショナル ドゥ パリ)
(下)フェイクファーの毛先をフューシャレッド、根元を深いグリーンに染めたコートは、動くたびに芳醇な色の移ろいを楽しめる一着。大胆なツートーンのカラーコントラストも、柔らかな質感でエレガントな仕上がりに。ウール素材のベルテッドコートの上から羽織り、体にゆったりと沿うやさしいシルエットを楽しみたい。
コート¥149,000・中に着たコート¥174,000/ドリス ヴァン ノッテン 03-6820-8104
‟フェアリーテール”がテーマの今季。妖精が住む森をイメージした樹皮が描かれたコート。シャギーテクスチャーでモードな印象に。身頃の合わせ部分と、襟のエッジに施されたフリンジもポイント。
ペルーのブランケットに着想を得たというチェックパターンを4色のマルチカラーで表現。主役級のインパクトを。
メルトン素材のジャケットに2種のエコファーをあしらったハイブリッドなコートジャケット。質感のアンサンブルを堪能して。
渋みのあるコバルトブルーのボディと、ブラックのラペルのコンビネーションが新鮮。袖に配した鮮やかなオレンジタグがポップなムードを添える。
今季のコンセプトのひとつ‟スケール・アップ”スタイルを表現。ボリュームのある長い毛足で誰にも負けない存在感を。
ホワイトのカーリーな毛足が愛らしいロングコート。ほどよくオーバーなフォルムで、合わせるものを選ばずラフに羽織れるのもうれしい。
エコファーの襟とカフスは取りはずし可能。厚みのあるウール地、ふんわり広がるAラインと大きなラペルで女優気分を味わえる。
SOURCE:SPUR 2019年12月号「コートのやさしさに包まれたなら」
photography: Yuto Kudo (model), Takehiro Uochi 〈TENT〉(still) styling: Tomoko Kojima hair: Yusuke Morioka 〈eight peace〉make-up: NOBUKO MAEKAWA 〈Perle〉 model: Ola calligraphy: Haruka Toshimitsu edit: Sakiko Fukuhara cooperation: BACKDROPS=STUDIO BASTILLE