彼らは音楽業界に現れた希望の光!「インターセクション」

photography:Shuya Aoki
photography:Shuya Aoki

すごいボーイズグループが現れました。全員が現役大学生で、日本とアメリカ両方にルーツを持つ、「インターセクション」。美しい歌声と世界に通ずる音楽性が魅力です。2015年に東京で結成され、今世界中で支持されています。今回SPUR4月号(2/22発売)でのインタビューにて得られた数々の回答には、本当に驚かされました。メンバーひとりひとりが、社会問題に対して関心が高く、それに対して口をつぐむことをしません。今までいろいろなしがらみから、俳優アーティスト(特に大手事務所所属の)は社会に対して意見を唱えないことが良しとされる風潮がありました。その風潮を、彼らが変えてくれるに違いありません。
たとえばミッチェル和馬さんは、アメリカの民主党支持者と共和党支持者の間に深まる溝を憂います。ハワイ出身の橋爪ミカさんは、「あらゆる局面で性別を記入することはおかしい、それによって女性が差別を受けることもあるから」と性差別に対して疑問を投げかけます。撮影当日に塗ってきた黒いマニキュアが似合っていたウィリアム青山さんは、「ネイルやピアスが、これまでの『女らしい』という枠組みから解放されてひとつの自己表現の手段になったのは歓迎するべきこと。世界は良い方向へ進み始めている」と語ります。まるで大学のディスカッションのような白熱ぶりをみせた彼らのインタビューは大変興味深く、担当編集も現場に居合わせて、これからの未来に大きな希望が持てました。

そして先日、パリ・メンズファッションウィークで開催されたブランド「ヘンリック・ヴィブスコフ(HENRIK VIBSKOV)」のランウェイに、ミッチェル和馬さんがモデルとして登場しました! こちらは、その日にバックステージで録ったコメント動画です! 全方面的にかっこよすぎる彼らから、目が離せませんよ!



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