2ヶ月間に及ぶ外出自粛期間、改めて「自分にとって服ってなんだろう?」と考えた人は多いのではないでしょうか。私たちも、モード誌に携わる身として、おしゃれをする意味、ファッションが与えてくれるエネルギーについてを省みる機会が多くありました。そしてやはり誰よりも服と日々向き合ってきたのは、スタイリストの方々。SPUR8月号「スタイリストが語る『私と服』」特集では、こんな状況だからこそ気づくこと、考えることについて、大事な私物とともに語ってくれました。
取材はオンライン、撮影もリモート……と、この状況下でできる方法で作り上げた10名のページには、これからのファッションを考えるにあたって欠かせないヒントや視座がたくさん散りばめられています。たとえばこちらの写真は、飯田珠緒さんがセレクトしたもの。左はお母様から譲り受けた真珠のネックレス、右はおもちゃの指輪。どんなビジュアルに仕上がったか、セレクトの理由も語るインタビューとあわせてチェックを。すべてのページが、緊急事態宣言も解除された今だからこそ、立ち止まって眺めて、読み込んで欲しい内容です。ぜひともご覧ください!