2020-21年秋冬コレクションで話題を呼んだランウェイのひとつがバレンシアガでした。変わりゆく自然の映像が天井のスクリーンに流れ、暗い足もとに溜まった水をかき分けてモデルが歩く姿は、まるで神話の1ページのよう。地球温暖化への警鐘を鳴らすかのような演出で、見る人へ問いかけを行っていました。SPUR10月号「アースロジック・モードへの挑戦」は、バレンシアガをはじめ、SDGsを満たした経営方針や環境に配慮した服作りを行っているブランドを取材したもの。写真は、ランウェイにならい水面が床に写っているようなライティングで行いました。地球温暖化の専門家へのインタビューも掲載しているので、これからのショッピングについて考えるきっかけに。
