橋本愛さんと、「精神に寄り添う服」について本気で考えた

自他ともに認める熱狂的な服好きで、ファッションファンダムに住まう人、橋本愛さん。シュプール11月号に登場します。テーマは「精神に寄り添う服」。先行き不透明なこんな時代だからこそ、心のケアにファッションの癒し力を取り入れようという企画です。
橋本愛さんが、2020年秋冬コレクションから、6ルックをまといます。「ありのままに帰れる服」、「泣きたいときにまとう服」、「自分最高!と思える服」というように、服が感情にどのように作用するかを橋本愛さんと考察しています。こちらは、「怒りをパワーに変える服」。橋本さんはいつもよりクールな表情でサンローランのラテックスパンツを見事に着こなしています。

photography:Yuichiro Noda
photography:Yuichiro Noda

また特集内では、Twitterで大人気の精神科医Tomy先生をゲストに呼び、橋本さんと「日常でできる心の癒し方」について対談。現代に起こりうるさまざまな悩みへの対処法を話し合いました。これが、目から鱗の話ばかりで大変面白い! 一例を紹介します。上司の嫌味や、同僚のマウンティングにどのように対処するべきか、という悩みに対して橋本さんはこのように答えています。
「どんなに立場が違う人でも、全員同じ人間だと思って接していますが、そんな中でも魂レベルは人それぞれ違うと思っています。たとえばこの人、役職は高くないかもしれないけれど、魂の位が高い!という具合に。逆にどんなに偉い人でも、ひどい対応をされたらひそかに私のほうが魂レベルが上だな、と考えます。私は悪口も嫌味も言わないし、マウンティングもしないから。心の中で魂マウントは取りますが(笑)」とのこと。なるほど、これはちょっとした気の持ちようですが、かなり心が楽になりそうです。参考にしてみようと思いました。ほかにも素敵な言葉がたくさん散りばめられており、橋本さんは言葉に力のある方だなぁとしみじみ。Tomy先生も、「その歳でどうしてそんな素敵な考え方ができるのでしょう」と感心しきりでした。もちろんTomy先生の名言も炸裂しています! 詳しくは本誌でお楽しみください。

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