スイスから届いたセルフィー。リモート取材のため、後日SPURのために撮りおろしていただきました。これがまた、とっても素敵なんです。本誌では別カットを使用。
愛、豊かさ、誠実。正真正銘のアーティスト。ステファン・ランビエールさんを言葉で表すとしたら。「貴公子」「イケメンコーチ」という言葉だけでは、魅力を言い尽くせない。全身から溢れ出すグレース。とにかく素敵な方なんです。
2020年12月に開催された全日本選手権。ステファン氏に師事する宇野昌磨さんは、終始とってもいい笑顔でしたね。さらに印象的だったのは、演技後の宇野さんのもとに駆けつけた紀平梨花さんの姿。ステファン先生率いるチーム・シャンペリーの結束を感じさせる一幕でした。この後行われたインタビューで、彼が明かしてくれたエピソードが絆を裏付けます。胸熱のあまり、本インタビュー記事のタイトルは「ステファン・ランビエールとシャンペリー・スケート学園」と名付けました。2月22日発売のSPUR4月号に掲載です。
全日本の中継をご覧になっていたみなさんは、圧巻の演技で優勝した羽生結弦選手に、ステファン氏が話しかける場面を目撃したと思います。インタビューでは、あの一瞬でとびきり感動的な会話が交わされていたことも判明。さらに羽生さんの演技について、ステファン氏らしい芸術的な表現でたっぷりとコメントしてくれました。
来日時の忙しい合間を縫って行われたインタビューは、今回は残念ながらリモートで。コロナ禍のシャンペリーの様子や、試合にのぞむ愛弟子に送ったエールなど、限られた時間の中でもじっくりと、真摯に言葉を紡いでくれました。
フィギュアスケートファンにはもちろん見逃せない内容ですが、指導的立場にいらっしゃる方もぜひご一読を。「センセイ」が、たくさんのインスピレーションを与えてくれます。