世界中のモードラバーが自慢のサンクチュアリスポットを背景に、お気に入りの私服をセルフィー。ファッションもインテリアも一挙両得で楽しめるスナップ。お部屋作りと明日のスタイリングの参考に!
未来志向で服と空間を操る
from BERLIN Fiyori Ghebreweldi(フィヨリ・ゲヴェルディ) スタイリスト、モデル モデルとしてキャリアをスタート。現在は『THIS IS BADLAND』マガジンの編集長アシスタントをしながら、スタイリングの仕事やプロダクション業とマルチに活躍。 Instagram(以下同):@ffiyori
「ファッションデザインの勉強をするためにベルリンに移住しました」。ストリートなムード漂うブラックのミニドレスは自身製作したお気に入り。後ろの絵も自作。
鏡を床に置いて撮るセルフィーが斬新だと注目を集めるフィヨリ。「数年前に、実験的に始めた方法だけど、最近はセレクトショップVoo Storeに依頼されたり、セルフィーのお仕事も多くなってきました」パンツは古着で、サングラスは母から譲り受けたもの。
ベルリン発祥のブランドOttolingerのパンツに、バーチャルファッションブランドとして話題のHAPPY99のトップス(これは現実の服)を合わせて未来的に。「ジェルを持った手を描いた作品は、ベルリン拠点の音楽家ヤング・ハーンが去年の誕生日にプレゼントしてくれたもの!」。
グラフィカルなRichard Quinnのタイツをメインに、クレージュのベストをチョイスし同系色でまとめたスタイル。
大胆なカッティングのニットは、ジャックムス。「シャネルのスニーカーとプラダのアイウェアをプラスしてスポーティに」。
人生は短いから退屈な服を着ている暇はない
from NEW YORK Chloe King(クロエ・キング)ブランドリレーション 洋服愛あふれる着こなしで知られるNYファッション界の若きベテラン。マンハッタンが一望できる新居での習慣は、ワイン片手にパックと読書のバスタイム。 @chloe4dayz
家で閉塞感なく過ごすために、MollyGoddardのドレスでボリュームたっぷりに!ロエベのショーのインビテーションを額装。「クラシック派の彼に隠れて、ファンキーなアイテムを家中に忍ばせています(笑)」。
日当たり抜群のリビングルーム。親友Laura Burnsの絵とUNDISCLOSEDで購入したキャンドルでハッピーな空間に。「素材も色も意外な組み合わせに惹かれます」。マルニのシャギーセーターを差し色に取り入れて。
CHRISTOPHER JOHN ROGERSのニットにロエベのスカート。「私なりのジーンズ&Tシャツ。人生は短いから、退屈な服を着る暇はないんです」。ゼブラ柄アンティークスツールはChairishで発見したもの。
髪色に合わせたグリーンルック。部屋にも緑をきかせて
from SEOUL Kim Nara(キム・ナラ)インフルエンサー、スタイリスト ソウルベースのインフルエンサー&スタイリスト。大学では美術を専攻した。執筆活動やドローイングも行う。ブランドとのコラボレーションも多々。 @naras._
ベッドリネンは韓国ブランドGATA。壁にFLENSTED MOBILESのモビールを飾って。「Chopova Lowenaのスカートに合わせたのはHELMUT LANGのトップス。LAZY OAFのバッグや、Melissa + Rombautのスニーカーで黄緑を差し色にしました」。
リラクシングなシルエットをベルトで引き締める。メッシュニットはパリの古着店で購入。タック入りパンツはLINE STUDIO ONE。
ミント色とパステルグリーンのマッチが美しいスタイルは世界各国のブランドからピックアップしたアイテムで構成。ドレスはコペンハーゲンのnué notes。ジャケットはベトナムのAODEC。スペインのALOHASのサンダルに、韓国TRENDYWOOBIのパール風チェーンバッグを合わせてロマンティックに。
SOURCE:SPUR 2021年7月号「世界中の部屋からお届け『わたしの聖域セルフィー』」 coordination & text:Saori Yoshida(Fiyori),Mari Fukuda(Chloe),Ja-Kyung Jung(Kim Nara)