SPUR10月号のカバーガールは新垣結衣さん!

一輪の花と共演したカバー。「花が脇役になるのではなく、この花にもスポットライトが当たるように意識して撮影しました」と新垣さん。
一輪の花と共演したカバー。「花が脇役になるのではなく、この花にもスポットライトが当たるように意識して撮影しました」と新垣さん。

YOLOYOU ONLY LIVE ONCE)。この言葉のように、一度きりの人生を大切にしたいという価値観が広まっています。SPUR10月号では、カバーガールに新垣結衣さんを迎え、そのために私たちが望むことは何かを追求しています。まとっていただいたのは、新アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズが手がけるフェンディのファーストコレクション。クロップド丈のトップスやボディコンシャスなラインが特徴的で、マチュアでセンシュアルな魅力を引き出します。

この春結婚を発表すると同時に、今後は個人として新たなスタイルで活動していくことを選択した新垣さん。ネクストライフステージに向かう彼女が今望むことは?

「言葉にするのは少し難しいのですが、ピリピリするような、緊張感のあるものは必要なくて。自分の身近な物事も、世界も、地球も無理せず穏やかであってほしい。そして、自分の負担にならない範囲で、周りの人たちの力になりたい」と真摯に答えてくれました。

結婚発表時のコメントで「低刺激」というキーワードが人々の心を刺しましたが、まさにそれを補完するような言葉に、時代が新垣さんに追いついたような気がしました。

取材後、「正直、いろんなニュースを見て毎日“絶望”という言葉が浮かぶんです」とスタッフが告白すると、優しい声で「大丈夫ですか?」と顔を覗き込むように心配してくださった新垣さん。その一言で負のオーラが消え去り、心が救われたような気持ちに。美しいとか、可愛いという言葉だけでは言い表せない、とてもとても魅力的な方です。

さらに不思議なことがありました。撮影当日、都内は大雨でしたが、私たちのスタジオだけ雨とは無縁。太陽光が眩しい中、無事に撮影が終わり、新垣さんが帰路に着いた瞬間、ポツリと雨粒が落ちてきたんです。え!?なんですか、この神聖な雰囲気は‼と、スタッフ一同大興奮したのでした。

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