SixTONESのジェシーさんと描く、新時代のアイドル像

現在、好評発売中のSPUR2月号にボーイズグループSixTONESのジェシーさんの8Pにわたるファッションストーリーが掲載されています。発売日前の販促記事でもお伝えしたのですが、テーマは「ゴールドラッシュ時代のカウボーイの装い」。ジャック・オディアール監督の「ゴールデン・リバー」や、ジョン・スタージェス監督の「荒野の七人」をはじめとした当時を描いた作品も参照しながら、モードのプロフェッショナルである、スタッフの皆さんと打ち合わせを行いました。

SixTONES2ndアルバム「CITY」も1月5日に、ついにリリース。さらに、年末年始のイベントで忙しく過ごされているジェシーさん。スケジュールの合間を縫って、特別に実現したのが、SPUR2月号のファッションシュート。本誌企画とともに年末年始をハッピーに過ごしていただきたいと思い、撮影時の裏話を特別にこちらに掲載いたします!

 

カウボーイスタイルの必須アイテム、ハット。「実際にご本人に合わせて、どれを使用するか決めたい」とおっしゃったスタイリストさんは1~2カットのために、20種類ほどのハットをご用意くださいました。
カウボーイスタイルの必須アイテム、ハット。「実際にご本人に合わせて、どれを使用するか決めたい」とおっしゃったスタイリストさんは1~2カットのために、20種類ほどのハットをご用意くださいました。

今回の撮影が行われたのは、寒さが厳しくなり始めた11月のある日。前回ジェシーさんがSPURに登場したのは、グループの皆さんと一緒だったのですが、今回は初のソロ。コンセプトの難易度も高く、スタッフ一同衣装、そしてスタジオのセッティング、プロップスにも前回登場していただいた時に負けないよう、気合を入れて臨みました。

そして迎えた撮影当日。予定時間より前に撮影現場に到着したジェシーさん(前回SPURに登場していただいた時も早い到着だったことを思い出します)。モード好きなジェシーさんらしい、ビビッドなカラーパレットのセットアップを身にまとい、スタジオにいるスタッフさんに笑顔で挨拶をしてくださいました。ヘアメイクを行う前に、しっかりと今回のコンセプトを説明。ゴールドラッシュ時代を彷彿とさせながらも、どこかに現代的なエッセンスを取り入れるため、ヘアメイクはいつもとは異なるスタイルに挑戦したいと思っていました。そのスタッフさんの熱意をご本人にも伝えると、「楽しそう!」と快くOK。インタビューでは「せっかくSPURに呼んでいただけたなら、そのスタイルに合わせて撮影をしたい」と熱いコメントをしてくださり、スタッフ一同感涙……。その髪型が本誌にも登場している、「フィンガーウェーブヘア」。クラシカルなムードながらも、スタイリングはあくまでモダン。エッジの効いたヘアスタイルは、ジェシーさんの美しさをより際立たせるものでした。

撮影時間中は、あくまでクールなジェシーさん。次々とハイブランドの最新コレクションを着こなしていきます。その一方で、撮影の合間のランチタイムでは、撮影チームで用意させていただいたケータリングをモリモリと召し上がられていたり、インタビュー中は「HAHAHAHA!」と大きな声で笑い、インタビュアーを和ませていました。普段とは異なるムードの撮影現場でも、良い意味で肩の力を抜いて、自分らしさを忘れない。一緒にいる人までをも巻き込んで、ハッピーな空間を生み出す天賦の才能がある方だなと実感。まさに新時代のアイドル像を更新している、“開拓者”そのものだと思います。そんなフロントランナー、SixTONESのジェシーさんの魅力が発揮されたファッションストーリー、ぜひご覧くださいね!

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エディターHORIE

ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。

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