2022年9月10日。ドーバー ストリート マーケット ギンザ1階のエレファントスペースに出現した、25体のピンクヘアのマネキンたち。性別も体型もさまざまで、中には車椅子に乗っているものもある。けれども顔と髪型はみな同じ。どのマネキンもバーチャルモデルimmaの顔をかたどったマスクをかぶっている。どこかで見覚えのあるこの光景。ファッションマニアならとっくに察しがついていることだろう。マネキンのimmaが着ているのはすべてダブレットの服。2022年1月にパリメンズファッションウィークの公式スケジュールで発表された、秋冬コレクションのものだ。
多様性を“意識しない”世界を目指して
始まりは「身近な人の役に立ちたい」という思い
基準をなくす、サイズレスな服作り
デッドストックのリアルファーに息吹を
廃棄されるファーを再利用する新たな試み
作り手が楽しんでいるからこそ、伝わることがある
2005年よりミハラ ヤスヒロの企画生産に従事した後、2012年に自身のブランド、ダブレットを設立。2018年、LVMHプライズグランプリを受賞。
エンケル
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