毎月訪れる生理期間をどうにか快適に過ごしたいと、月経カップは3種、吸水ショーツは2種を試してきたのですが、ついに今の私にとっての最適解を見つけました。この「月経ディスク」が私の生理ライフに革命を起こしたのです。
そもそも月経ディスクとは、月経カップの進化系のようなもの。いずれも膣内に挿入して経血を受け止めるという役割は同じですが、その違いは装着する位置。月経カップは膣の入り口近くに装着する一方で、さらに奥の子宮頸部(膣と子宮がつながる部分)の下に装着するのが月経ディスクです。
挿入すればOKな月経カップと異なり、月経ディスクはポジションまで挿入すると同時に恥骨に引っ掛けることがポイント。月経カップを使ってきた経験から「カップよりも奥に装着するのは難しそう……」と不安な上に、「引っ掛ける?! 見えないのにどうやって?!」とハードルを高く感じたのが正直なところ。でも、大丈夫。トライ&エラーを繰り返して、コツを掴むことに成功したのでお話しさせてください。
とにかく重要なのは、自分の身体を知ること。ネットで見つけた身体の図解を見ながら、膣の中がどのような形をしているのか、どう子宮と繋がっているのかをイメージしながら触れてみました。探検家さながら、未開の地を開拓していく気分。膣も自分の身体の一部なのにきちんと知ろうとしていなかったな~と思いながら探していくと、徐々にどんな角度でディスクを運んで、どこに引っ掛ければ良いのかが見えてきました。
最初の4回くらいはどこまで入れるのか、どこに引っ掛けるのかわからず、経血が漏れてきてしまったり、違和感を感じたり。けれど、自分の膣を知る探検をして最適な角度と引っ掛ける場所(恥骨)がわかったら、一発で成功! 以降は毎回すんなりとセッティングできるようになりました。
それからはもう、過去最高に快適な生理ウィークの始まりです。月経カップよりも奥に装着しているので、私が今まで感じていた“入ってるな感”や降りてきてしまう心配もなし。もちろん月経カップ同様にデリケートゾーンのムレやニオイは全くというほどほぼ感じず、生理であることを忘れて過ごしていました。シリコン自体も私が使っていた月経カップより薄く柔らかいので、月経カップよりも大きいことを感じさせず挿入しやすいのも嬉しいポイント。慣れてくると、月経ディスク特有の「オートダンピング機能」でディスクを装着したまま経血を膣の外に流せるそう。私はまだできていないのですが、オートダンピングまでできる玄人になるのが楽しみです。
【クラウドちゃんより】
フルムーンディスクの容量は、スモールが38mL、レギュラーが53mL。一般的な月経カップよりも容量が多いから、経血量が多い人も不安なく使えるね。さらに適切な洗浄をすることで繰り返し使用可能。最長で10年間使用可能だから、お財布にも環境にも優しいんだ。