おりものから膣内のpH状態を5分で確認。【selfem デリケートゾーンチェックツール】を使ってみた【フェムテック調査団お試し!】

デリケートゾーンに痒みを感じたり、おりものの様子がいつもと違うなど、そんな身体のサインに気づくことがあります。「数日様子を見よう」「病院に行くほどでもないのかな」と放置してしまい、見逃してしまうことも。

デリケートゾーンの異変に気づいたときに、このおりものは問題ない状態なのか、自分である程度確認できたなら……という発想のもと生まれた、デリケートゾーンセルフチェックツール「selfem」を使ってみました。

selfem デリケートゾーンチェックツール (上から)Ph判定表、Ph判定シート、減菌綿棒
(上から)pH判定表、pH判定シート、滅菌綿棒。pH判定表は袋になっており、この中にpH判定シートと滅菌綿棒が封入されています

今回お試しした「selfem」最大の特徴は、検体を提しなくても、約5分後にその場で結果がわかること。そしてチェック方法はとてもシンプル。

まず以下の3ステップで、おりもののpH値目安を確認します。
①キットの内のpH綿棒を膣内に挿入し、おりものを採取
②おりものが付着した綿棒を、同梱のpH判定シートの試薬部分(赤色)に3秒ほど押しつける
③試薬部分の色が変化したら、pH判定表と照らし合わせて目安となる数値を把握

その後、個包装に記載のある2次元コード先のwebサイトで、自身の身体やおりものの状態、pH判定結果に関する質問に答えます。すると、産婦人科医監修の検査キットおよびサイト上のチェック項目を踏まえた結果により、膣内がどれだけ酸性(正常な状態)なのか分類することができるのです。

selfem デリケートゾーンチチェックツール
selfem デリケートゾーンチェックツール 1個入り ¥1,650、3個入り ¥4,450/エオストレ

実際に使ってみて驚いたのが、その検査ハードルの低さ。こういった検査は、検体を送る必要があったり、結果が出るまで1週間など待つ必要があるものが多い印象だったのですが、その概念を覆す手軽さにまずびっくり。すぐに結果がわかる=今現在の状態がわかる、というのも良いですよね。学生の頃の、リトマス試験紙を使った理科の実験を思い出すような、ワクワク感も私好みでした。

薄くコンパクトなサイズ感なので、たとえば3個入りを購入して、違和感を感じたときのためにトイレに置いておくのも良いなと思いました。
おりものの様子が変だなと気づいたとき、トイレにあれば、夜中でもいつでもセルフチェックできます。その結果に気になるところがあれば病院へ。放置せずに向き合うきっかけになりそうです。

あくまでもセルフチェックツールなので、この結果で安心しきるのではなく「異変を感じたとき、どう対応するか」の判断基準の一つとして活用するのがよさそうです。


エオストレ
https://selfem.store/
info@eostreco.com