サステイナビリティをビジネス目標の核として掲げるLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)が、自然保護慈善団体「People For Wildlife(ピープル フォー ワイルドライフ)」とグローバルな環境パートナーシップを締結した。
ルイ・ヴィトンが、天然資源の保全や気候変動に対処すべく、5年間にわたるグローバルな環境パートナーシップを、自然保護慈善団体「ピープル フォー ワイルドライフ」と締結。
「ピープル フォー ワイルドライフ」は、オーストラリアのクイーンズランド州にあるヨーク岬半島で、長く環境保全の研究に携わってきた保全研究専門家のダニエル・ナトゥシュ博士が設立。マーケットを考慮した保全活動を推進しながら、生物多様性のある景観の保全や回復に取り組んでいる。ルイ・ヴィトンは、ナトゥシュ博士と長年密接に協力してきたことにより、多くの環境的価値観を共有し、今回のパートナーシップ締結を実現した。これはメゾンの製品製作において欠かせない自然由来素材の持続可能な使用についても、理解を深める機会をもたらすこととなる。
ヨーク岬半島は熱帯林、森林、淡水湿地帯、海岸などを含む広大な地域に、世界でも有数の豊かな生物多様性を保有している。この環境パートナーシップでは、地域社会との協力のもと、その生物多様性の減少を把握し、再生させ、科学的フィールド調査、野生生物のモニタリング、土地管理に関する取り組みを支援していく。
2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において課題となった、2030年までに地球上の陸域の30%を保護する目標に寄与すべく、ルイ・ヴィトンは2030年までに500万ヘクタール分の動植物生息地回復への貢献を目標に掲げる。業界をリードするルイ・ヴィトンの取り組みが広く知られることで、1人1人が小さいながらも日頃の行動を見直し、サステイナブルに対する意識を高めていくことを願う。
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
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text:Ayaka Ono