麻布台ヒルズ内にファミリーマートが、SDGsを軸としたRECONVENIENCE(リ・コンビニエンス)店舗の「ファミマ!! 麻布台ヒルズ店」をオープン。店舗内装や提供製品など、サステイナブルなアイデアを幅広く展開している。
先日オープンした麻布台ヒルズ内、タワープラザ4階に位置する「ファミマ!! 麻布台ヒルズ店」は普通のコンビニエンスストアとは一線を画す存在。SDGsを軸に、店舗内装や提供製品などにさまざまなアイデアを駆使した、新しいコンビニエンスストアの在り方を示している。
店舗の顔ともいえるファサード看板には、大手デニム工場から排出された端材のデニム生地をアップサイクルした、左官素材を採用。陳列棚には小さな木くずを集めたエコ素材ボードを、レジカウンターには100%繊維系廃材を加熱・加圧形成したリサイクルボードを使用するなど、内装の各所にサステイナブルな工夫が光る。
また、ついついお菓子を余らせてしまうという人には朗報の「好きなものを好きなだけ」購入できる、量り売りコーナーも。ナッツやチョコレート、グミなど常時12種類ほどが並ぶこのセルフ量り売りコーナーは、フードロスやプラスチック包装の削減につながっている。また、コカ・コーラ社の展開するウォーターバー「ボナクア®︎ウォーターサーバー」も設置しており、水はマイボトルに、炭酸水は店頭で販売しているタイガー魔法瓶社の炭酸対応ボトルに給水できる。
REGENERATION(リジェネレーション:再生)、RETHINK(リシンク:再考)、REUSE(リユース:再利用)をメッセージとする「ファミマ!! 麻布台ヒルズ店」。麻布台ヒルズに遊びに行った際には、いつも通り買い物をしながらも、自然とSDGsについて触れることのできるこのコンビニエンスストアにも足を運びたい。